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転生ですか?面倒なので能力は召喚対応でお願いします。  作者: 飛友翔 
第一章第二部 調子に乗って手を出す
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出会いと別れ・・正拳突き

今度から不定期投稿に替ります。宜しくお願いします。


※2022年6月16日 加筆修正致しました。宜しくお願い致します。


※レマイア領 我が家



 はいはい、昨日は色々あり過ぎて良く解らないまま変な方向に収まり、今日は今日とて解らないながら馴染んでおります。いいのかそれで?と思いつつもみんなに従うのさ。


どんな時でも少数の意見など取るに足らないとそんな理不尽な扱いに成るからな。あの大きなウエーブの所に意味不な懐妊・・俺の発した言葉で一つの纏まりが出来たのです。そこはあれですよ、懐妊・・だけが良かったのだよ。


懐妊だ!っとか懐妊か?などの慣用句を付けると、それで余計な不信感も増えるからな。慣用句って何?って思った奴は今時じゃないぞ。それも最近じゃ形容詞とか言わずに、慣用句だからと表現するのが今時・・ナウな感じだな。


それにこれから起こる事を事前に知っている俺は、みんなを誘導するだけだから問題ナッシング!それに数日後には自覚症状が出るか、メイサリスを診察する医師の診断で発覚される。


突然に現れた<エスセス>も、普段は俺の中で休眠状態を維持するから突発遭遇の事案も少なかろう。彼女・・見た目が女型を作っているので女性扱いにした。


そんな彼女の正体を知っているのは、俺にメイサリスとサナーやフェインの4人だけである。変に知られてそんな情報が洩れでもしたら、非常に厄介な事案に成る事間違いなしだからな。使役した精霊らしきモノ・・過去にも聞いた事もないし、精霊の存在もお伽噺から出ていないのだ。


やばいよ・・本当の精霊ではないけど、実態を失くせるから何で対処?物理は完全無効だしね。

捕らえられないのに魔法とか・・魔力の塊の魔法って美味しく頂かれちゃうやん。相手にしたら即詰むな、体の魔力を吸われて無効可も容易いし。


俺でも勝てないけどそこは負けないから、時間を掛ければ兵糧攻めは可能か?魔力の無い場所に閉じ込めてとか?今更無益な事を考えるのはよそう。そこは多いに実用的な扱いをすれば良いだけだ。


行動の阻害も考えはしたが、有りそうな話しで誤魔化す事にした。何処からか突然に現れるのは転移魔法が使えるから・・突然にその辺に現れても大事になるのは間違いないから、この屋敷で使用していない部屋を使って貰う。


その部屋から顔を出すのであれば予想の範囲内になった。他の心配は手が掛からない、衣食も不要で住も俺だからな。


彼女の能力の効果範囲が割と広い様で、部屋の外の通路からでも俺の中に入る事が出来る。そんな便利機能があるので、部屋の中で気兼ねしないのは正直在り難い。


さらに彼女の能力の一部を俺が行使出来るらしい、とは言っても元の能力が多い訳ではないので、彼女最大の武器になる吸魔という奴だ。


それは文字通りに魔力を吸い取る的なお約束を外さず、一気に吸い取ると一瞬でミイラ状態になり亡ぶらしい。怖いわ・・そこは加減も出来るから、俺にも手加減が出来る攻撃が備わった。もっとも彼女が俺の中に居る時しか行使出来ないので、俺の体を媒体にしての攻撃と考えるのが正しいな。


だから遣らないよ?壁をすり抜けるとか叫んで壁に激突するとか。俺だけじゃなく壁も傷付くからね。ただ確認はした、拳を握って壁への確認をしたわけです。微妙な痛みを受けてちょっと涙した、そんな男は凛々しくない。でも女顔・・背を向けて涙を隠すのがお約束。トラウマ再び!


シマウマには出来ないが暇は良くある。モフってたツノをサナーが奪って行くから。サナーがざまーしてたりしないよね?先手はいつもあっちだよ。見つけ次第に突貫をかまして来る。ツノと同じか?ご先祖は猪かも?ボタンの花みたいな笑顔が眩しいぞ。








「・・不確かな魔力溜まりがあるのか?」


≪左様でございます。昨夜に少しだけ付近の魔力を俯瞰してみたのですが、歓楽場所から僅かにそれた場所で、予想を超えた魔力が集っておりました。今夜はその辺を調査しに参ります。歓楽地でなくても何かの目的から少し変わる事はおかしくありません。ただ、その様な所を確認してこそ、私が存在している意義と出来ますでしょう≫


はい、お任せした。何を言っているのかさっぱりだが、何事も調査があるならその結果から次に進めるからな。ならばお任せする事にしよう。ことに寄っては丸投げに聞こえなくもないが、ほぼ無敵の存在にお手伝いは不要じゃない?頼んます。







そんな俺はさあ、今日は特に遣る事もないから、お昼の献立でも考えて良い物があれば作ろうと思う訳ですよ。ちょうど良い食材の持ち合わせが出来たからね。うん、昨日の鳥の肉とか。


他にカマキリの肉もあるし、アリ・・さんは処分しました。あの辺の肉は独特で、それを欲してる所もあるの。だからギルドへ素材と一緒に買い取りをお願いした。なんだかんだで7体分のお肉だから、中々良いお金に替りましたよ。

 

カマキリ肉は世間的にちょっと上級扱いだから、何の問題の無い鶏肉と一緒でどう料理するかなんだよね。


うーん、こっちじゃ中華は無いしあんな化学調味料塗れの料理は食べたくないのも本音だけど・・ラーメン食べて、お腹を壊さなかった事は無いからあれは食べ物じゃないと思う。


まさに調味料を固めた料理だったな。てな事を踏まえて考えると、焼くなり煮るなり蒸すとしても素材を生かす事が特に重要じゃないかな。


道具はないから蒸し器の代用品を考えて・・揚げ油を使える深鍋も欲しいところなんだよな。ん?


「坊ちゃま、領公館からの方から使いが参りまして、早急にお出で頂きたいとの事でした」


「・・解った」


何だろう?色々な方面で何の為のお呼ばれなのかは気になるところだが、敢て言おう!こっちの都合の考慮は全く無しだよね。用事が無いから行くけど。しかも直ぐに。


まああれだ、お昼に戻れるかは解らないからお肉は預けていくか。前に書き記したお薦め料理もあるので、これも渡しておこう。サナーに・・こいつは付いて来る気マンマンか・・他の者に頼もう。


「・・領公館の方にも分けられますか」


「・・何とかいけるか・・家族と使用人分で終るけど」


終わっちゃうよねー。いやいや、そんな量は無いよ。領公館の人数なんて、100~150人の幅でうろちょろ賑わうからな。食事を振る舞うなんて絶対に無理だもの。いや、出来なくはないけど事情したいだよ。素材の換金分から材料を買い込みすればだけど。義理は無し!自腹で食べて下さい。<エスセス>留守番宜しく!




※レマイア領中央領公館


 ここの家族と使用人だけでもそこそこの人数なのだ、十分な量の振る舞いではないだろうか。俺的な納得なんだけど、誰も何も言わないから困惑しか残らないけど。呼ばれたから急ぎで来たのだが、その辺のお話しは昼食の時にと来たもんだ、流れが悪いと思うのは気のせいじゃないだろう。


こちらの昼食の支度はかなり進んでいて、ここに追加のお肉はどう入れたら良いのか?そんな要らずのひと悩みが増えたよ。


そしてトロトロに煮込まれた、赤ワインベースのスープが主役になるらしい。ならばトマトみたいな果肉果実と獣油も追加で混ぜさせながら、小麦と卵の衣で肉達のカツレツ擬きを作り、出来上がったこれを小切りにしてそこへぶっ込む。


デミグラをライトソースな感じに仕上げれば、ミンチカツ上げじゃなくてもいいよね?誰も返事をしないけど。


「・・このお肉、とても美味しいです。魔物だとこんなに違うものなのですか?」

いやー揃いぶみですね、家族やら使用人・・ここで領公館の上級職務を担っている人達だけど。


そこに給仕の専門者も居ますから、仕事場の範囲が測れないよね。


「ちょっと違うかな?セオ君。最初から入ってた家畜の肉は、その身の美味しさ殆どをスープに溶かしてるんだ。もう出涸らしになってスープと同じ程度の旨味な感じさ。

そこに肉の旨味を閉じ込めるのに、身を焼いて焼き止めてさらに臭みも取ってから、小麦と卵を使って衣にしそれを獣油でソテーしたんだ。何度も美味しいエキスを重ねて、スープも染み込ませたから今回の主役になれただけ。次回に家畜肉が主役として選ばれれば役回りは替るんだよ」


フハハハハ、俺の本気だからな。しかもアツアツ状態だから、そっちに気を取られて味覚が誤魔化さられるとか良くあるし。熱いや辛いは度を超すだけで狂うもんじゃん。


激辛ブームは味覚オンチの溜まり場でしかなかったからな。辛いは味覚じゃないってレポートまでされとったな。


「・・ふぅ、大したものだ。ギルドからの報告を今日に目にしたのだが、これがロックバードの肉なのだな」


「はい」


「・・しかし、ロックバードが討伐される日がこようとは。あれは人を襲ったりしないと思っていたんだがな」


「あーそうですね。あの時は・・俺を襲って来た訳ではありません。その場に居合わせた4メートルよりちょっと足りない蛇がいまして。丁度食べ過ぎちゃったというか餌を上げ過ぎてしまって」


「・・どういう事だ」


「はい。 魔物の討伐途中にたまたま木からぶら下がって来たその蛇を発見しまして、収納に入っていた捨てるつもりの内臓を食べるかいと誘ったのです。その当人も乗り気で降りて来たものですから、口に入る大きさで3塊程を上げました。それをお腹に収めたダンゴ状態のダンゴ蛇がのろのろとしていた所、そこへ奴が襲い掛ってきました。上空からの急降下で突撃して来たもので、ダンゴ状態にした蛇も俺が悪いかなと思いその鳥を仕留めました」


「・・ロックバードの致命傷も切創だったか。他にフォレストマンティスが3体に、ソルジャーアントが7体か。ソロ活動の成果としては絶賛の評価も受けているな」


「・・お兄様、凄いです」


 アハハハ、乾いた笑みしか出ないよセオ君。


「・・そのダンゴ蛇は如何になさったのですか」


「ん?特には何も。いやサナーが心配する様な事はしてないからね。その後木にぶら下がったけど、お腹の問題は起こらなかったからその場で別れたよ。お互いの立場的には二度と会わないと思うけど」


・・色々と二度三度の前歴はあるけど、あれを飼ったりはしないさ。あれ?二度あれば三度もあるだろの感じからすると、ペット枠としても良かったのか?餌が足りなかったとかで、人が飲まれたら笑い話しじゃすまないから無理だな。


「・・坊ちゃま、魔物と拳で争ったりはしませんように」


おっふぅ!あれ?何処かで見られたのか?筋トレと言えば正拳突きは男のロマンだよね?カテゴリー枠が一緒なら、拳を突き出すのは必然じゃないか。脚力しかり筋力も又しかりだ。俺のマッスルが疼くのだよ。えっ?腹筋を付ける脂肪が腹にあるのかって?皮は似た物同志じゃないかな?


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