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転生ですか?面倒なので能力は召喚対応でお願いします。  作者: 飛友翔 
第六章第一部 心機一転、伯爵に成ったけど日々雑用に追われる
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働かなくていい現実世界が懐かしい



帰ってますぞ!


※現在 シズセイヤ伯爵領官邸に滞在中


ええ、此方に戻るのに10日間も費やしましたが問題ありません。ちょろちょろしていたメグレル君達も作業の途中に帰還してます。こんな時に必要なざっとした遣り方?そこを覚えて貰いました。

お住まいのカンセイ男爵領に戻られたら、此方が欲しがりそうな果物を調べてください。このくださいは多重の意味です。


あと桃農家は増産命令を出しました。プロジェクト名はピーチィピチ?ぴっちりやむっちりは気にしません。存分に弾けるがいい!

畑が余ってるから弾けたりしないと!廃棄覚悟で余剰分を作ったりしないから、余りの全部を買い取りするなら目一杯作ってくれそうです。


ええ、ええ。異世界ならではの移動手段が非情に悪いあれだね。多く作れば腐るし種や苗が無駄に成る、少なければ食糧難の果てに飢餓とかね。そんなギリギリだから、脳筋達は脳ミソの負担から強奪へと走る訳よ。

まさに戦争とかしちゃうけど遣り方は蹂躙までいかず、程良い恫喝から相手を壊滅させない程度に物を奪う。次回も宜しくと。

怖い話はさて置き、物品の消費期限も延長の目安が出来たから、増産チートが爆発するよ。バンバン作ろう。


「・・倉庫の増設は急務に成るな。」

「はい、纏まった場所を作る所からですね。移動時間を考えて各地に作ってましたから、それは手間と大量販売に支障がありました。時間が掛かっても物の損失が無いのなら、維持が楽な集中拠点が良いです。維持管理の人選にも困りませんし、目の届いた団体作業が出来ます。」

「にゃ」


えっ?何の返事?構えが足りないと。なぜなぜの不足なんですね?なぜなぜします。猫を・・ウインを抱いてる<メイサ>に手を伸ばすのはハードルが高いですけど。


因みに猫ねこ言ってましたが名前を付けました。一応メス猫のウインです。勝ち組じゃなかろうか。3食昼寝付きだもの。伸びも許可・・勝手にのびのびしとる。猫じゃなくヒョウみたい。ヒョウかチーターとか色々あるけど、オセット種が元らしいよ。


「先ずはシズセイヤ伯爵領内を巡回する形に成ると思いますが、空き時間には各所の荘園の備蓄の管理もして行きます。」

「そうだな。その様に定期管理をして貰えれば、各所の管理の者達も多少の知識の薄い者達に任せられるからな。人選の幅が広がるのはありがたい。」


桃むすめ・・違った。管理所にいた識字力を持っていた女性冒険者達などは、良い職場を得られるだろう。まあその事は当人達にも含めているので、随時時間を作ってこのシズセイヤ伯爵領に来て貰っている。

一応の間口は広くしているので、最低限の読み書きと計算が出来れば応募も受ける。さらに女性ばかりだと俺の身に危険が及ぶから男女不問にしてある。

雇用条件には最低勤続年数が3年を超えれば、退職時までの経過恩給を与えるとしている。扱いは従卒と同等じゃなかろうか。アベイユお嬢様、まじリスペクトしますよ。


「ケアンモッフ男爵領は、鉱山領と呼ばれるように主が発掘だからな。荘園などもあるにはあるが、農耕の話しにも引っ掛かってはこなかったか。」

「言い訳の返事は何度も貰っていますね。どの様な状況なのか、此方の手が少なくなり次第様子を見に行くつもりです。先にカンセイ男爵領に顔を出し、ケアンモッフ男爵領の噂を拾ってからですね。」


今日も会議は踊る・・うん、クラッシックでもダンダンスでもペアでしか踊らないからね。今も主軸で話しを進めているのは俺とアベイユお嬢様だ。

シズセイヤ伯爵?キンセイ男爵領の罪人をメンドセイ侯爵領へ移送するのに同行している。

全く面倒な話なんだけど、今回の罪人は貴族の子息だ。そいつを断罪するのに寄り親の貴族だと面倒しか呼び寄せない。

しかもそこの嫡子だから尚不味い、家を育てて乗っ取りとか頑張って育った所を美味しいとこだけ奪ったとか。


まさに誹謗中傷のし放題ではないか。嘘も方便の呟きサイトじゃたまらん。炊き付けを巻き散らして実は大きくしてたりね。

とにかく男爵位の上の上である、お近くの侯爵様へお願いしたのさ。だからただじゃ済まない、ここは伯爵様みずからお願いに行った。形式上ではあるが。


ボロが出ない様に・・あるでしょ。団体で踊ってれば下手でもバレないよね?歌って踊れる歌も踊りも粗末な奴等の集合体。名指しするぞ!ペッペケペー


いやあれだ、朝から俺の髪にウインがじゃれついてシニヨン再びに成った。もうこいつは起こらない奇跡じゃないかな?猫じゃらしが欲しい。ウインも構わられたがりらしい。しかも自己中的な奴。<メイサ>が甘やかすからと文句を言っていた。

そこでアベイユお嬢様が、俺の髪型を褒めるのはどうなのだ?解きほぐすのに難解な状況だよ?ばっさり切る案件じゃない?


ああ裁判ね、それはとっくに終わってそろそろ帰って来るんじゃないかな?内容も罪状認否なんかなしだし、時系列ごとに読み上げ罪の先の刑の兼ね合いだ。それの報告の一報は届いていて、両親は最初の予定通り燐領扱いのこのシズセイヤ伯爵領内に幽閉状態に成る。

そこに掛る費用は当然キンセイ男爵領持ちになる。ただでは何も進まないからな。そして面会等は一節ご法度。

その幽閉場所の手配はこちらの仕事になる。知らなけれは会える機会がぐっと減るからな。子息とその取り巻き達は、犯罪奴隷として王都に送られた。彼等が何処に送られるのは、我等に知らされる事はない。


そんなこんなが噂に尾ひれを広げつつ、シズセイヤ伯爵領内に広がっている。寄り子である燐接の男爵領にも当然の様に。

だから問題発生、怪しかったケアンモッフ男爵領がさらに鳴りを潜めてしまった。メンドセイ侯爵領で捉えた横領?禁制品の扱い者はひとつの商会捕縛だけで止まったのだ。

芋づるが細くて短いのは異世界の常識!上手い事言ったかこれ。


「・・余計な・・仕事が増える事に成りそうだ。」

「聞き及んでいます。モーゼさんのお話ですと、サイセイヤ子爵家の文官の方が手伝いに馳せ参ずるとのこと。それはどうなのですか?モーゼさん本人は約定ありきと聞いています。その文官の扱いをしっかり把握する必要があるでしょう。」


「ふむ。モーゼが言うのには、人手不足と能力不足を訴えていた。正直な所ギリギリでも足りていたんだが、ここに来てさらに新部所の設立だったりが祟っている。さすがに能力不足の者を上に置くのは不味いからな。ちょっと下くらいの者が育っていなかったのだ。その様な状況から不満が出ているが、教育を怠った者からいわれてもなあ。」

「でしたら押し付けましょう。能力が足りている者を選抜して寄こしたのなら、どこまで出来るか高い位置に抜擢して見るのも面白いかと。」


そんな無茶な!驚きのアベイユお嬢様だったりする。いやいや、相手がこっちに挑戦して来た訳だから、準備万端で迎え討つ所ですよ。

あっちはあのモーゼが、ここに入った遣り口を真似しない訳がないから、そこは漏れの無い用意がされている筈。

それに対抗するのは時間の無駄じゃないかな?なら相手の望みほ受けたまましっかり働かせればいいんだよ。馬鹿ヅラ・・被ってないハゲだったわ。それと馬鹿じゃなく馬車馬上等です。

まあその内にここに来るでしょう。

えっ?一度追い返したの?・・懲りない人は又来ますよ。


ここは任せて魔道具に・・えっ?いつ{状態維持(弱)}を手に入れたのかって?いやいや合ったでしょ、あの{永眠}ですよ。フーリア!永眠せよっのあれね。

流石に当人で確認とか出来ないから、色々と試行錯誤の結果なんだな。例の{永眠}を使っても死んだりしないのよ。なら何?成るじゃない。

そこで検証者<エスセス>に寄るとだ、期間が7日ほどだけど魔力が一定を保つ事が解ったの。へえーでしょ?魚を干した・・それしか試してないけど、干し魚でも少しずつ魔力が減って行くんだよ。

まあ果物だって鮮度も落ちると魔力量が減ってる訳。

俺の[アイテム①]に収納しておけば時間が止まるから、魔力の増減はないけど俺じゃないと使えないからね。


7日間でも{状態維持(弱)}出来るのは凄くね?切れるまえに掛け直せは大変宜しい事に成るじゃない。そこはこれから検証するしかないけど。

たぶん検証が終わる前に食べ尽しそうだけど。でもいい、売ってしまった物は相手の自己責任だからね。これの商品は熟桃にして送る予定。

旬の時期じゃないけど熟桃が食べれるんだよ。画期的なムーブは無理だけど密かに喜ばれる筈だ。前の俺の家にこっそり送ろう。甘い果物に目が無い奴か多かったからな。

それに前の俺と今の俺が知人として成立しているからな。魔王繋がりで。あとお約束で前の俺に商業ギルドから無理難題の依頼もしておこう。

お父様達の所・・前の俺から頼まれた風にしとけばいいな。それも1度でも既成事実を作れば何度も使えるからな。パパンやママンは元気に桃食え。


ん?んん?いや大丈夫だ。これは俺の料理加護に引っ掛からない。指示まで引っ掛かったら堪らないからな。危ない危ない。

シズセイヤ伯爵の家族くらいはいいが、その他の者達には料理を教えて作らした物を食べて貰おう。教えの方針だね。

ウインがうにゃうにゃ食べるのはオッケーさ。

だから色々ある、人体に{状態維持(弱)}を掛けたらどうなるとか。字面的に現状がそのままなんだけど、加護料理を食べた者はちょっと見た目も良く成る。

アベイユお嬢様なんか、そこそこ艶が増している。ツヤッツヤッやで。どっちが良いとか聞く必要がないよね?

あれか!ダブルで行っちゃう?いや無駄だわ。仕事しよう。


何も・・何事も無かったかの様に、モーゼの知り合いが2日後に戻っている。門前払い同然だったから、その事実を知っているのも少数だったりするし。

そんな奴を俺が担当している、アベイユお嬢様の前で格好つけちゃったツケが・・我慢しとこ。

彼は名をオイドレルと名乗った。ダメそうな名だと思ったのは秘密です。オイボレとかオンドリャーとか間違いそうだよね?文官長みたいな役職で呼びたいよ。


「・・という訳です。新しい部所ですから直ぐに動けませんが、目標は廃棄品を極力圧縮する事です。」


俺は圧迫面接も坦々と熟して、嫌な遣りがいの仕事を押し付ける。働けバカ若人よ、未来は多難しかないけどな。

ここにはそんな彼を取り成しする積りで、一緒に顔を出したモーゼも居る。そして話の展開に追いつけないのか、モーゼがお目めを激しく瞼をしぱたかせる。消えてもいいのに。


「月末までには巡廻要員の教育は終わらせるつもりですから、その時には一度顔合わせも行います。その後は各男爵領にも通達がてら同行します。寄せられる質問状の回答も緊急に必要と言われなければその時に回答します。」


色々と出るはずだし、出ないとそいつの頭が困る人に成る。いや頭が弱い人か。改変事業の資料を勝手に解釈されても困るし、そこまで理解力があったら・・とっくに変わっていた筈だからな。そして今の話しもこれで理解した?解りやすく話していないのに解ったら驚きだよ。


「数年前までの実績を書き写してありますが、平均をとっても年の農生産の2割近くが廃棄に成っています。実情は長期保存の仕方が今だ確率出来ていないからです。そこが今回の事業を取り込む理由ですね。」

「・・それは、長期保存が可能に成ったと解釈して宜しいのですか?」


宜しくねえよ。そんな簡単にポンポンと出来る事が解ったりしない。ずっと呆け顔だったオイドレルがやっと口を開いた。その結果がこんな単純な回答だったりする。


「それは今までとそれほど変わらい可能性の模索です。僅かな数量の物でしたら間違いなく出来ます。ただこのシズセイヤ伯爵領の全ての物までは簡単に出来ません。それでもひとつの理解がありました、その物品に優先順位を付けるのです。それが解れば廃棄物はかなり圧縮されます。」


今回行いたい事業の目的は、それぞれの物品の消費期限の確率であった。何となくもう食べれないとかそんな感覚はいらんな。


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