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転生ですか?面倒なので能力は召喚対応でお願いします。  作者: 飛友翔 
第五章第二部 そんな召喚も有りですか?
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今日から勇者始めます。



*神域ーー心魂・プシケー判別・ガイスト注入統合区画*


<・・よし!GO!>


「ゴーって、長話しに成ったから取り敢えずお茶にした訳ですよね?ちゃんと打ち合わせして下さいよ」


<う~ん、適当過ぎないか。何味何味って色々と名前変えしてるけど、小麦粉ベースや蕎麦粉に米粉やら似た物同しで>


「・・豆や乳製品を使えば豊胸の芽も無くはないですか」


<ステータスで遣っとるからの>


<時間を使い過ぎたから巻きで頼む>


「時間って止まってません?」


<・・精神的な疲労や飽きにも耐性がないからな。>


「・・さて、本気で見ましょう。えーと魔王の討伐達成祝賀会やら勇者パーテイのお披露パレードも合ったわけか。そうこうしてたら或る日劇的なパーティ解散が起こり、褒賞を分配後に点で散り散りしちゃったと。褒賞の殆どは渡しちゃったのね。」


<それはお前の国が出した褒賞の中に、爵位を授与するとの取り立てが入っていたからだ。もっとも勇者パーティ全員で無かったから、勇者の褒賞金で引き換えた形だ。領地無しの伯爵位がそれだ。ぐうたら生活でエンジョイしてたのも、食うには困らなかったからだろう。逃避心タラタラだが。魂の入れ替えに良さそうな時期は、お前の国に渡って来た頃か。勇者の後見人として名乗り出たのが、ガーマン・シズセイヤ伯爵だったか。その娘は見知りの者だ。初日に出迎えの使節団とちょっとした何かが合ったが>


「えっええ!ちょっとした何かってちょっとしてませんよね?」


<お迎い達との初顔合わせでゴニョしたが、それの遺恨など引かないと思うぞ。ただ気に成るならその前で代わっても良いが、強烈な船酔いを抱えている時期に入るのはお薦めしないな。>


・・ああー別大陸からこっちに来たのか。魔王討伐は魔族混成大陸にあった、首都ゲェムに作られた魔王城で行われた。その魔王の名は魔王ゲェム・・ゲェムは旧名扱いになっていて魔王ゲェムが正式らしい。そこは自称じゃなく回りが呼んでるからってやつかな。

俺は魔王ゲェム!叫んでたらお里が伺える。人語は禄に話せなかったらしいから、魔獣や魔物っぽく吠えてたとか。強者ならオッケー的なやつ。

その周りの部下は其れ也の知能があったらしく、魔族特制地区やら魔王ゲェム領の区分けがされていたもの。

もっとも、その時の俺ときたら現地集合やら現地解散を強行したからな。長期外泊とかNO!でした。サナーの出産が終わったばかりだもの。


<お前じゃないから、海の上は船での移動だ。その時に勇者が海の藻屑に成って居れば、後の展開に多様な選択肢が出来たのだが。>


「勇者の干物が展示されても、そこまでの反響は得られないと思います・・怖いし。怖い考えも捨てましょう。あー勇者がマープル聖王国から、放逐的に追い払われた訳ですね。頭バーンなあれで。」


<ただの普通な凡人だ。スキルも無く最初から始めるにも、敵対勢力達は沈黙したばかりだ。対魔王用の存在は魔王が存在しないと意味もなさない。その判断にとやかく言えないのは、何百年先まで誰が責務を果たす?不老不死の勇者に自己責任で依頼と成った。討伐後には帰還予定だったのが周知の事実だから負い目に成っている>


「・・スキルなしの凡人に、復活後の魔王の討伐を頼むはちょっと。どうにも成らないと思いますけど」


<その辺はあの現場を良く知らない、耳を抉らせてる奴等が考えた筋書きだ。何処かでそれの代わりに成るアイテムが見つかるだろうと。変わる物が合ってから口にすれば、そこそこ賢いやつだと思われるのだが。何も無いところでの話しだ、くだらない妄想癖の持ち主だと腑別も受けている。それでもその案を受け入れていた。>


「まあ、思う所があっても代案がなければ、ですよね。」


<考察したとは思えない早さでそれ等の話しは進んだ。歴史を嗜む者は居なかったのだろう。対策は意味を成さない、此方なりに万策を選択するからな。お前もしっかりその所の把握をするんだ。今度の担当に迷惑を掛けるなよ?>


「ああ、そこは代わる訳ですね。その新しい担当方はどちらに?」


<我だ。今まではちょこちょこと小さい乳で頼みづらかったが>


「変わんねえじゃねえか!元より頻繁だったでしょ?さらに頻繁になるの?」


<成らんな。20年程の付き合いで作られたレシピはそのまま使う。料理関係の先取りは厳しいぞ、遡してお前が登録したレシピを勇者が掠めとっての登録は無いだろ。>


「あー出来ませんし遣りませんよ。料理の登録関係は辞めときます。そちらの補てんは勇者スキルを使って・・」


俺の意識が段々と・・始めて見たであろう全体全てが真っ白な空間。そして突然に目の前に現れたとても大きなおツッ!


<たわけ!時間の無駄だと>


「あぶな!チョップは一回で解ります。担当代えもまだ終わってないです、その鋭利なチョップをひゅんひゅんするの辞めて下さい。割れます!その貧乳を止めっと、わおぅ!今、掠ったら何か取れましたよ」


<辞めんか!魂の切り落としは何の需要もないぞ>


<・・ふぅ、ちょっと楽しいかと割りにいったら、中々良い感触でスハーンと切れたからもう>


リテイク!真面目にしましょう。後・・新担当とはもう少し距離感を考えよう。暫く担当する事が無かったから、久々に興に乗ってるらしい。

その暫くが数百年か数十万年だかは解らないが、知らない様に気を付けよう。


「あれですね、厳かにスキルを授ける儀式的なものは無いと」


<いや、授ける物も無いぞ。取り敢えずアップテートは無しのまま、コピーの引き渡しだな。加護は・・まあそれも持っておけ。今度は単身赴任になるからな。神の耳はコピー出来ない・・容量はこれから増やせば良いから部分的な一部を切り分けて遣る。<エスセス>と名を付けているから、個として存在と成った。小分けしたそれは新たな名を与えるが良い>


「おおぅ、単身じゃないのは嬉しいです。そうですね全く増えてないのは、我慢致します。その小分けって小動物的な神獣みたいな見た目ですか?」

<種族は同じだ。それと特殊な神獣や霊獣諸々の姿を偽る事は出来ない。小動物や獣に魔物は喋らないから、負担でしかないそれ等を連れて歩くのか?>


あー何時の間にか進化しちゃっては無理って事か。これからあるのは悠々自適なスローライフじゃない。個としてそこそこは優秀じゃないとな。


<小分けに出来るのは経験を備えるものでも100年内に収まってしまう。人型に合わせて作るのなら、十代半ば程度が良いだろう。>


「あの、能力はどうなります?」


<それは今までと変わらない。勝手にお任せで放置すると、自由過ぎて危ないぞ。遣り過ぎない様に管理はしろ>


「はあ、今までも管理出来てませんが頑張ります。先が思いやられますが、単身で挑むのは難度が高すぎますから何とかします。名前は・・早急に考えます。」


いやいや、何とか成って下さい。元の<エスセス>は子供から大人・・全ての良い所と悪い所を持った超ヤバい奴だった。受け継ぐ100年内の経験って何ぞや?解らん事は考えないにしとこ。

それより旅行気分のままこっちの大陸に来たから、まずは折衝の交渉内容を把握・・吟味して最交渉が必要だろう。

さっきの話しの中に多く含まれてるロリコン外遊なあれな、確かにその手の子供が多いのは孤児院一択だろう。

こっちの世界に幼児教育の場があればそっちだろうが、弱肉強食そのままだから識字率がかなり低い。知識人が増えても就労先が無いとか・・就労先やら学問所とかが並びで増えないといけんのよ。


「・・この人の持ち物とか詳細とか解ります?」


<・・そいつにカーソルを当ててタップしろ。幼女に触ろうとして捕縛されそうに成った事まで解る。>


「・・それって知りたくないし、俺の黒歴史に成っちゃいます?マープル聖王国に戻れませんよね?」


<偉業よりもその辺の事が語られているが、戻る必要は無いからほとぼりも醒めるだろう>


「ほとぼりを気にしてる時点で、あっちに戻りそうなんですが?」


<過去ログにそれはなかった。十数年のReだから死に戻り程の仕打ちはない。厄災現るとか勇者的なお仕事も発生せん。>


「過去ですよ過去。僕は死にましぇーん!!それと微妙な所は、勇者じゃ無かったのに魔王討伐に参加したんですが。」


<臨時のやつだ。超過勤務であっても現場から明細が貰えれば、確定申告に使えるからな。我等からすれば、お前ら全てが派遣社員だぞ。>


「スキルが無いから自前の荷物は手運びですか?それも怪しい子供・・着れない服もありますね。これは即!焼却します。」


<そんな奴でも手伝いたいと従者らしき者も寄って来る。従うのは其れ也に早く、嫌気がさして離れる者も数知れずだが。代替わりの当初に代わるから、邪な噂を流す者を作らずに済むだろう。尤も、偽りの噂で無いのが切ない>


「・・うぅ、自爆攻撃じゃないけど爆発は救済かも?」


尻尾とかいらない。


※未来の憂いを避ける為、最上の監視要員として過去の起点に赴いた。


マープル聖国が起こした魔王討伐騎士団に参加し目的は成就されている。それに参加した俺もあれから20年近く過ぎた訳だが、この先数十年から数百年の憂いを消す仕事が発生するとは。 

話し云々を纏めると、多種多様な人間を導入し対処にあたったとの事。そこから考えれば被害を完全に消す事は無理かも知れない。

つまり多少は(やむを得ない)とするしかないだろう。と成るならば、俺の身内もしくは血縁関係が優先だな。功績の報酬みたいな言い方だったもの。


あと、知ってるよ。その20年内に起こった多様な事も。なんだろう・・物語ゲーム内に転生するあれみたいじゃないか。

だが乙女じゃない!違うから!それにモブでもない!なんと、勇者の残りカスだった。なんじゃそりゃ。俺って勇者じゃないですからって言っていいのかな?いや、勇者だったわ。

だが行く先の最初は王都なんだぜ。湯者の好きな勇者や。そこはネタバレで言えば、湯風呂の布教活動をしまくったのがこの勇者だ。

何故って?欠陥勇者は生活魔法が使えない。あの清潔を保つ為の{洗浄}だな。魂にある根幹がそれだった。だから教えられない顛末を招いたのだ。


この異世界に招かれた召喚勇者は、現世の基を崩せない。彼はそこで諦める性格ならましな者と思われたのに、自分の欲するものは違うと負け惜んだ。そして再現される湯船の入浴!湯浴みを優先したかは定かでないが。


「湯者な勇者・・笑えない」



◆◆◆



活動拠点だったマープル聖王国にある聖都マープルから旅立った勇者シブヤ・ヒンガイ。彼は隣国の勧誘を受け、そにて貴族位を授かる事も受け入れた。

その地にある王都アーベリスにおいて、叙爵式が行われる予定に成っていた。


「・・そこはそのまま変わらないか」


王都に一番近い大陸にある港町に寄港し、出迎えの使節団とは上手く合流も適った。そのままの移動は流石に無理があるので、早々に近場の宿泊地に滞在する事に成った。

疲労の払拭は予想に違わず僅かだが、これからの予定を確認しよう。


「・・旨いわー」


あの船酔い後なんだぜ。もうギリギリまでこの身体に入るのを遅らせて、すうっと入って即目覚め!からの宿の厨房に飛び込んだ。

ちょっとした騒ぎは起きてたが、調理途中のスープの素を貰う。そのまま近くに合った材料を突っ込んで即完成。

出来た加護入りスープを部屋に持ち帰って実食!味なんてどうでもいい、俺の加護で健康増し増しで復活さ。


「・・意外と食えるのが不思議だ。それより・・姿見に移ってる俺が俺なんだが。新域から見た奴の姿とまるっきり違うんだ。大丈夫なのかこれ?髪色も違うし凄く伸びたんですけど。ってか、来てる服のサイズが俺サイズになっとる。エクササイズ!俺サイズ・・ねえな。それより・・もしもーし<メイサ>」

「はい、<メイサ>です。聞こえまーす」


「今どんな感じ」

「はい、<エスセス>お母様に現状の報告的な記憶を取り込んで貰ってます。終わり次第に必要な持ち出せる物資を持てるだけ持ってそちらへ合流しますー。ちょっと遠いので頑張りに報酬は忘れないで下さい。メッチャ大事ですー。不都合が起きない様に、お母様との直接的な念話は出来ません。神の指示に従ってますー」

「ああ」


まあな、筒抜けた会話があっちに聞かれるのは問題に成るかも知れんし。聞こえなければ知らない事だから、知る必要もない。分身同志がどうなってるのかも知らん。聞かなければいいんだよ。

物資か・・元の俺の財産は持ち出せないから、魔石を作る元か出来てる在庫の少しくらいだな。あいつは非力そうだもの。


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