【リクエスト・ギャラリー】第44回 「横野道郎」《ホラー企画》
はい、意外と手応えガッチリなホラー企画の反響もあり、調子に乗って末尾が「4」の回はホラー作品を取り上げることにしました。
これからは定期的に10回に1回はホラーをお届けなのです。
なお、今回はそこまで「血塗れ」になりませんでしたので、「あてんしょん」しなくても良さそうだと判断しました。
えぇ、イラストだけなら「不気味だな」で終わるのです。
ホラーな本番は作品をご覧になってからなのです。
キャラクター名:「横野道郎」
作品名:『厠倶楽部(#68 コロッと・・・・・・)』
作者様名:厠 達三様
【あらすじ】
個人的な遊び場&秘密基地。
◆◆◆
作品自体のジャンルは「エッセイ」ですが、ちょっぴりホラー寄りのこちらの68話目は「人間社会」の闇にスポットを当てたお話でして。
横野道郎さんはいわゆる、パーソナリティ。とある事件の裏を読み解き、人間社会の「怖さ」もとい「醜さ」をそれとなく教えてくれます。
彼が取り上げた事件は一見、ありふれたママ友同士の諍いで起きた悲劇にも見えます。だけど、ちょっと歯車が狂った事件の裏側に焦点を当ててみれば。そこには意外と根深く、摩訶不思議な「現実」が浮かび上がってくるかも知れません。
何気なく過ごしている日常生活、何気なく暮らしている日常風景。だけど、一歩足を踏み外せば。そこには足を取られたら起き上がれない程に深く深く、執念深いぬかるみがあるのかも知れません。さ……次に「コロッと」転ぶのはあなたかも知れませんよ?
はい、今回は後ろめたい「ゾクっ」とした雰囲気を出そうと、いわゆる懐中電灯的な光の当て方を意識してみました。えぇ、修学旅行とかで消灯後にやるアレです。
1)「次はあなたDA!」……という感じで、指差しポーズな道郎さんを描いてみました。
なお、服装はちょっとオシャンティなパーソナリティを意識した結果です。
2)不安要素をぶち込むべく、テレビさんをぐーるぐる。
奥に吸い込まれる感じで。
ブロック塗りにすることで、コミカル(非現実的)な雰囲気を。
ほらほら、非日常がこんな所に口を開けてますよ。
……なんだか、これだけアップで見ると気持ち悪いかも(汗)。
3)色を塗っていきます。
不気味な光源は当然、テレビさんです。
4)ご本人を全部塗ってみましたが……う〜ん、仄暗さが足りない。
5)思い切って、周りを黒くしちゃえ! えい★
今度こそ、完成なのです!
少しでも不気味な感じが出せていればいいなと思うのですです。




