【リクエスト・ギャラリー】第42回 「紅散らしの女」《ホラー企画》
あてんしょん! あてんしょん! 今回は本気であてんしょん!
リクエスト・ギャラリー第42回、「ちょっと不吉な数字」に合わせたホラー企画でありまする!
それで、ですね……今回はめっちゃくちゃ、血塗れなのです!
赤を際立たせるために、色合いもかなりホラーちっくなのです!
……と、言いつつ戦力不足な画力が出力源なので、騒ぐ程じゃありませんけれど。
一応、冗談抜きで、あてんしょんなのです!
ホラー企画・3回目、おっかなびっくりで行ってみよう!
※毎度ながら前書きがやったら長いのは、表示一発目でイラストが目に入らないようにであります。
キャラクター名:「紅散らしの女」
作品名:『花弁~散らせてあげましょう~』
作者様名:キハ様
【あらすじ】
美しい花弁、私が見せてあげましょう。
◆◆◆
捲し立てるように、意味不明な事を呟く女性。綺麗な綺麗な顔をした人だけど、彼女はどこかピントのズレた明らかに「浮いている存在」。「俺」は明らかに怪しい勧誘だろうなと思って、見過ごすけれど……ゾクリと背筋を撫でる違和感が、ヒヤリと神経を凍えさせていく。あぁ。これがきっと、「死を覚悟した瞬間」なのだろう。どこまでも冷静に、どこまでも冷酷に。彼女は死を覚悟した「俺」の内に咲き誇る花弁をせがむ。
そして、人生で1度きりの死を作り出して……美しいその人は言うのです。「さあ貴方も美しい花弁見たくはありませんか? 私が散らせてあげましょう」……と。
今回は紹介文がやや抽象的になってしまいましたが、作品の雰囲気を壊さないためにも、あまり多くは語らないことにしました。「俺」が悟った、美しい花弁の意味について……覚悟がある方は、是非に作品内で確かめてほしいのです。
※作中に登場人物のお名前がないので、「仮名」でのご登場なのです。ご了承くださいまし。
1)線画はこんな感じ。
ちょっと「浮世離れした、怪しい雰囲気」を目指して、イナバウアー(えっ?)なポーズにしてみました。
(イナバウアーが怪しいと言っているわけではありません)
2)お顔から塗っていきます。
なお、今回はいかにも「ホラー!」な感じを出すため、カラーリングはホラー映画のポスターを参考にしてみました。ぶっちゃけますと、ソースは『アナザー』、貞子さん系統の映画ポスターです。ハイ。
瞳と影を塗り塗り。
ハイライトに辛うじて「肌色っぽい」色を残しますが、それ以外はブルー系統で攻めます。
3)ここからは「血塗れ」にしていきますよ。
まずは「凶器」から。
ベースを青にすることで、赤が際立つようにしてみました。
4)この調子でどんどん塗っていきます。
5)完成なのです!
「あなたの花弁……くださいぃぃぃぃ!」
ちなみに……ちょっとおまけでひっくり返したバージョンも載っけてみます。
今回は構図上、どちらでもイケる感じになりましたが、作者はたまーにこうして逆さにしてバランス感覚の調整をすることがあります。(左右反転はアナログのため、不可)
とは言え、逆さにしてバランスが崩れていたとしても、ちょっと気をつける程度で補正らしい補正はしません。
よく、左右反転したり、上下逆さにしたりした時に崩れて見えるのはバランスが悪いから……なんて、言われることもあるようですが。
よっぽど酷くなければ、個人的にはそこまで気にしなくてもいいんでないか、と思ったりします。
アニメのセル画等で左右反転させた時に、着物の襟が「左前」になっているのは、流石に直した方がいいと思いますが。明らかにおかしくなければ、そこまで拘る必要はないかなぁ、と。
最後の最後に変な事を呟きましたが、ちょっとした余興ですので、忘れてくださいまし。




