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絵心ゼロから始める、それっぽいイラストを描くための提案集  作者: ウバ クロネ
【エキストラステージ】リクエスト・ギャラリー(増刊号)
90/152

【リクエスト・ギャラリー】第38回 「グリア」

挿絵(By みてみん)

キャラクター名:「グリア」

作品名:『グリア ~過ぎた世界の望まぬ形~』

作者様名:海堂直也様


【あらすじ】

Ǣ・有明エンタープライズは、脳波とデバイスの相互受信技術【समझ】サマジの開発に成功する。この技術の可能性と危険性は国の管理下に置かれ、数年かけて規制・調整した後、様々な分野で活躍し始める。

主人公・那知恒久なちつねひさの父は、有明エンタープライズの社員。ある日、同僚から会社の噂話を聞かされる。


【समझ】サマジは国の管理下で何かやばい事に利用されている。


四方山話は真実だった。先端技術の粋を集めて、人は怪物に変容し罪を犯す。

暗躍する恐怖に対抗できるのは密かに開発された【グリア】だけ。

望まぬ戦いに巻き込まれた那知恒久が諸悪の根源を断つ。


◆◆◆

 日常は突然、しかも、呆気なく崩れていく。

 恒久君は高校受験を控えた、ごくごく普通の中学3年生。しかし、その日はいつも通り塾から帰ると……父が「見た目は人ならざる何か」に襲われているではありませんか。しかも、大きな蜘蛛の姿をしたそれは非常に交戦的で。何も知らされていない恒久君に【新型・グリア】になることを強制、そのまま彼を戦場へ引き摺り出すのです。

 唐突に始まった初陣、否応なく陰謀に飲み込まれていく学生生活。もし、日常が壊れていくことに、音があるのなら。きっと、「そういう音」なのでしょう。どこか金属質で、何よりも得体が知れなくて。だけど呼吸するように馴染んで……ピシリと割れて、脳裏に響く。

 変身ベルトを手にした瞬間、恒久君の日常は平穏から物騒へと表情を変えていきます。友達さえも、巻き込んで。日常さえも食い物にして。無限の可能性を秘めた技術は、人々の野望さえもを餌にして、誰も望むべくもない威容となって暗躍し始めます。そうして変容を遂げた怪物達を討伐するため、恒久君は「望まない戦い」に身を投じていくのです。

 これは望まずとも、希望の抵抗手段・【グリア】となった恒久君の日常と戦場とを繋ぐ、葛藤だらけのヒーローの物語。


 はい、という事で……ここからは変身後の【グリア】を描いていきますよ!

 なお、ビジュアル的には「黒いマネキン」との記載がありますが。変身モノのロマンをベルトに詰め込んでみました!


1)黒いマネキンを目指して、線画を描いていきますよ。

  相変わらず下書き抜きですが、もちろん結構な量をチラ裏で練習した後なのです。


挿絵(By みてみん)

なお、作者様からこっそり仕入れた情報によりますと、イメージとしてはVRゴーグルを被った黒いペプ◯マンな感じなのだとか。


挿絵(By みてみん)

変身ベルトと一緒に、腕にもちょっぴり最新技術っぽい装飾を加えてみます。

手首の飾りは作者の気まぐれです。ごめんちゃい。


挿絵(By みてみん)

線画はこんな感じになりました。


2)色を塗っていきますよ。


挿絵(By みてみん)

ただ真っ黒ですと、のっぺりした印象になる&つまらない(はい?)ので、今回も調子こいて蛍光色の色鉛筆を使います。


3)顔にもハイテクな感じの模様を仕込んでみますよ。

挿絵(By みてみん)


4)この調子でどんどん塗っていきます。

挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


5)完成なのです!


挿絵(By みてみん)

しかし、変身ベルトってどうしてこうも、ワクワク感を刺激してくるのでしょうね?

思わず、光もブワッと出してしまいましたです。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 気まぐれで書かれた手首の装飾 コレがまた ( ・∀・)イイ!! 伝えていなかったけど、なんとなく、手首足首はツルっとしてると味気無い と 思ってたんです。 編集長(娘)には、まだ見せてま…
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