第28回 職業別に行ってみよう:勇者
勇者って、なんでしょうね。ここ「小説家になろう」に入り浸っていると、勇者という存在がよく分からなくなるから不思議なのです。最近は主人公を「無能だ!」と罵り、一方的に追放して、仕返しされる的な存在になっていることもしばしば。だけど、それ……既に勇者じゃない気がするんだな。
ま、まぁ……そんな愚痴は脇に放り投げておきつつ。とりあえず、作者は「スタンダードな勇者(主人公的なもの)」を目指して、描いていきますよ。
まずはこちらをご覧ください。
……まごう事なき、落書きですね。
この程度なら余裕で描けるぜ! と思った、そこのあなた。
とってもいい感じなのです。是非にステップアップに励んで欲しいのです。
◆◆◆
さて、茶番は程々にしまして。
一応、デモンストレーション(とは言えない気がしますが)と称しまして、勇者的なものを描いてみますよ。
《まずは線画から》
「ゆーしゃの剣」を見つめる構図にしたかったので、今回は横顔にしてみました。
剣を描いていきますよ。
トゥインクルな感じが伝わると嬉しいのです。
尚、デザイン的には「剣士」のところでちょっと登場していた「聖剣っぽいの」を踏襲していますです。
お次は鎧なんかも描いていくのです。
線画はこんな感じになりました。
《ここからは色塗りしてみますよ》
お顔。
頭を塗ってみたところ。
なんとな〜く、羽飾りに勇者エッセンスを感じてもらえると嬉しいのです。
「ゆーしゃの剣」は今回、色鉛筆の写真入りでご紹介なのです。
まずはターコイズブルー。
次に「蛍光色」を入れてみます。
作者の腕のなさを、色鉛筆の実力でカバーしてもらうのです。
黄色に合わせる形で馴染ませ色を混ぜつつ、塗っていきます。
更にオレンジとネイビーを追加して、補色にも頼ろうという算段です。
「ゆーしゃの剣」が塗り終わりましたよ。
この調子で、鎧も「トゥインクルな感じ」にしたいと思うのです。
まずは、それっぽい模様を描き描き……。
影を入れます。
蛍光色をオン。
灰色で馴染ませます。
影を入れなおして、鎧を塗り終わったところ。
……なんだか、神々しいというよりは、邪悪な感じが出てしまった気がします。
めげずに、全部塗ってみましたよ。
作者的には「The・ゆーしゃ」を目指したつもりですが……どうでしょうかねぇ……。
次は勇者の相方(?)魔王を描いてみようと思います。
よろしくなのです〜。




