【リクエスト・ギャラリー】第26回 「セタンタ・タンザナイト」
週に1回は紹介記事をアップする! ……そう意気込んでいたのですけれど。
色々とあり、ちょっと更新が遅れてしまいましたです。
ですが、無事に作品紹介できることとなりました〜!
今回は美しい「お人形さん」が遊びにきてくれましたのです。
ではでは! 張り切って、行ってみよう!
キャラクター名:「セタンタ・タンザナイト」
作品名:『歯車の欠けたオルゴール』
作者様名:キリン/月矢麗十様
【あらすじ】
美しい女性の姿を模した『人形』セタンタは、己を作った父親であるフェルグスの言葉の真意が知りたかった。
人形の自分にとっての「生きる」とは、何なのだろうか。
それを知るために人形は歩く、様々な環境の「生きる」を知るために。父が言った「生きる」が、そこにあるかもしれないと信じながら。
師が「生きた」、友が「生きた」、誰かを想う人が「生きた」、大きな夢を追う人が「生きた」
たくさんの人が終わっていく中で、人形は歩き続ける。
これは、終わりのない『人形』の「生きる」を探す物語。
◆◆◆
自分を作った「父親」はなけなしの命で、美しき『人形』・セタンタに「生きてくれ」と願いました。そうされて、セタンタは搭載された優れた人工知能で「生きる」ことの意味をすぐさま理解しようとするのですが……命令の難易度が「C」であること以外に、理由を見つける事ができませんでした。
そんな折、ベッドの下から見つけ出した本に書かれた事を頼りに、彼女なりの「生きる」を探しに旅に出ます。
「C」難易度命令「生きる」を遂行する。
簡単なようでいて、何よりも難しい「生きる」こと。「生きる」には色んな「形」があるのです。人それぞれの人生に、人それぞれの生き様。人によって生きる目的も違うのなら、生きる喜びも悲しみも……全て、全て、何1つ同じものはないオリジナルの人生。その様々な「生きる」を渡り歩いた先に……『人形』・セタンタは何を見出すのか。
今まさに連載中のこちらの作品で、あなたもセタンタと一緒に「生きる」の意味を探してみませんか?
それでは、今回はそんな『人形』・セタンタを描いていきますよ!
1)お顔は「普通の女の子に見える」ということですが、「人形らしさ」を出すため、瞳を大きめにします。
2)「手袋がない」ため、手はメカニカル感を盛り込みます。
3)線画はこんな感じ。
お供のトランクに、お父様が用意してくれていた「長いスカート」履いて。
さぁ、「生きる」を探しに出かけましょう。
4)瞳は「深いブルー」。
髪色はなんとなくですが、作者が昔遊んだ「リカちゃん人形」を意識しました(汗)。
「サラン(ポリ塩化系の人工繊維ですね)」チックな淡い金髪にしてみますよ。
5)ブラウスは白で塗りつつ、襟元に青いスカーフを巻きます。
6)はい、ここからはスカートを塗っていきます。
生地の厚みや素材感を出そうと、ツイル生地っぽい斜め線を入れていきます。
畝を意識して、まずは緑でざっくりと。
苔色で深みを出します。
黄緑で全体をサックリと馴染ませ……
更に陰影をつけつつ、緑をプラスします。
7)最後にお供のトランクを塗って、完成なのです!
おしゃれ感を出すため、トランクにタイル柄を仕込んでみました。
今回も素敵な作品を紹介できて、満足なのです!
是非に皆様も、作者一押しの作品達を楽しんでくださいませ〜!
なお、次回のお題は「獣人」ないし「ケモミミ」の予定です。
よろしくどうぞ〜。




