第24回 小道具に凝ってみる?(寄り道)
職業別をそれっぽくつらつら流していましたが、今更になって「金属」とか「日常品」とかを描いていなかったなと思いまして。
今回はちょっと趣向を変えて、小道具らしきものについてコツ(なのかな?)をベベッと垂らしますよ。
キャラクターを描く際に、ほんのり上手っぽく見せかける手段として、「小道具に凝る」のは結構効果的だと思っていたりします。なので、今回はちょっと「小道具」の空気感に触れるため、横道に逸れます。
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まずは甲冑的なものを並べてみました。
形は同じですが、「中古」は線を歪ませ、傷やヒビなんかを入れています。
色も塗ってみますよ。
「新品」は黒・灰色・アッシュブルーの3色で仕上げていますが、「中古」はそちらの3色に加え、バーガンディと赤茶色を使って「錆」を表現してみました。
金属の「経年劣化」な感じを出したい場合は、とりあえずちょっと茶色を入れるだけで雰囲気が出ます。
次に、金属の塊「盾」に汚れ加工を施してみます。
盾が1枚、ありまして。
右上からヒビを入れます。
途中に「凹み」も作ってみると、それっぽいかも。
全体的に「欠けている部分」を加えてみました。
後からチョコチョコ塗ってみるだけでも、なんとなーく、傷ついている感じが出せるのではないかと。
ザックリ色を塗っていきます。
傷の線に沿って、錆部分に茶色を加えますよ。
テストも兼ねて、「まだ綺麗な所」にメインカラーを乗せました。
錆を追加しながら、全体を塗っていきます。
メインのプレート部分までが塗り終わりました。
フレーム部分は黒・灰色・アッシュブルーの3色で仕上げつつ、気まぐれに「凹み」も追加してみました。
なんとなく、気分で金属製のキャンドルホルダーを描いてみました。
折角なので、サクッと紹介していきますよ。
割合スタンダードな形を描いてみたつもりです。
フハハハハ! 着火ッ!
影を濃い目に入れます。
茶色も追加。
繋ぎのオレンジとグレーを入れつつ、線を整えます。
なんとなくですが……ファンタジー作品だと、こういうホルダー片手に見張り番が地下牢を巡回しているイメージがあります。
なんとなくですけど。
勢いで描いちゃった小道具のスケッチも置いておきます。
ま、まぁ……ここまで役に立たない情報もない気がしますです。ハイ。




