第21回 職業別に行ってみよう:魔女(デモンストレーション編)
魔法使いカテゴリーに入れても良かった気がするのですが、ヒロインやお色気担当でも大活躍の職種(?)という事もあり、「魔女」は別枠でサラッと紹介する事にしました。なお、今回は「お色気担当」にスポットを当て、モデルさんにコスプレしてもらいましたよ。ではでは、サクッと行ってみるのです!
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まずは「三角帽子」の冠せ方から。
①正面Ver.
帽子のラインを引いて、顔をオン。
グルっと「つば」を描きます。三角帽子だけではなく、つば広帽もこの描き方でいけるかと。
三角形を乗せれば、それっぽく見せられます。
②上からVer.
今度は上から。最初に天辺から描いていきます。
これまたグルっと「つば」を描きます。
俯きがちに顔をオン。
影を入れたせいで、妙に暗くなった気がしますが。……決して、この子は根暗なわけではありません。
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魔女のお供、箒の「それっぽい描き方」も載せてみますよ。
木の棒が1本ありまして。
ふさふさっと、藁の束っぽいものを描きまして。
キュッとくびれを締め上げます。
あとはテキトーに毛束を描いていけばいいと思いますが、ちょっと膨らみを持たせるとファンタジーっぽいかもです。
なんとなく線や木の節を加えると、それっぽく見えませんか?
えっ? 見えない?
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ハイ、いよいよ「お色気担当」的な魔女さんを描いていきます。
尚、作者は凝り固まった「独断と偏見」により、色気の演出にレースを使えばいいと思っているクチです。
なので、今回は「レースの描き方」を重点的に紹介してみますよ。
1)線画はこんな感じ。今回のお題でもある「三角帽子」と「箒」もしっかり描きました。
2)衣装(帽子も含め)はスタンダードに黒っぽい色をチョイス。
3)お顔周りまで。
4)はい、ここからレースの描き方をツラツラっと流してみますよ。
初級編。小さく1段目の山を並べます。
1段目に被せる感じで2段目を追加。
ちょっとしたレースであれば、この程度でも十分雰囲気が出ます。
次に応用編で胸元のレースを描いていきます。
まずは「はしごレース」にするべく、1本線を引きます。
縦線を等間隔で追加。まずは1段目。
次に「ゴージャス」を目指して、2段目の山を追加します。
大小交互に並べると、メリハリが出てそれっぽく見えますよ。
「大きめに描いた山」の内側に網目を描きます。
最後に山の出っ張りに「ヒゲ」をピョコピョコ生やしてみますよ。
複雑な模様も、順番に描いていけば難しいことはないのです。
レースは裾や縁に加えるだけで豪華&上手に見せかけられますので、是非にチャレンジしてみて下さい。
5)この調子で所々にレースを追加しながら、全体を塗っていきますよ。
6)折角なので、足も網タイツを履いてもらいました。
……なんでしょうね。レースでデコると、チラリズム的なものが強調されるのか、生足よりもセクシーに見えます。




