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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
惑う時にも
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ラブバイブル

辛いだの苦しいだのもう止めようぜ

どうせ満たしてくれるのは酒だけだ

君と愛し合った記憶だって曖昧だし

ラブバイブル 叫ぶほど虚しくなる

ちっぽけなチョコレートの欠片だろ


無い物を振り絞る カシスオレンジ

外は真っ白 既に死神の鎌のレンジ

氷の剣でなぎ倒した時は戻せなくて

ああ 全部諦めたら楽なのだろうか

悲痛に叫ぶ呪いの歌 タバコが煙る


全ては流れ行き消える 雪のように

ならばこの心臓の鼓動の意味は何?

生命 あまねく 罪の中か甘い蜜か

手紙すら届かない もう嫌になった

君へ元々1ピース足りないパズルを


切り刻んでも野菜を全ては食えない

そんなカスが私だよ 満身創痍詩人

美しい物を穢したら怪我するぞ諸君

それでも衝動に殺られた中年男性は

今日もボンヤリと呼吸して生きてる


中国の話は面白くない 退屈中毒だ

刺激がクリアーな程 視界は乱れて

メガネを探すがメガネは外してない

若呆けも大概にしないと平均に劣る

踊るようにふらつく呑み過ぎた朝に


聖典を開け 求める物はそこにある

満たされないとか溢れるよりマシさ

きっと期待外れだろう 死後の世界

だからこそ今が大切なんだと言える 

大事に本棚から取り出して見届けよ

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