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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
エンジョイ
808/900

3月9日 ~Respect ver.~

あの娘の詩は人を殺せるんだ

誰かが呟いた初春にクシュン

また噂されてたら面倒くさい

一般的である事を書き続ける

それによって生まれる物とは

何も無くて生を卒業するだけ

とペシミストぶってるってさ

あんた一体何歳なのか答えろ

敬意とは同じ志持つ者に払う

強いんだから当然の話だろう

その悲しみも共有は出来ない

けれども出来る時祈りなさい

汚れていくだけの愚かな我等

それでも浄化されるよと言う

季節外れ3月9日のなごり雪

それに目覚めるかも知れない

どっちにしろ世界は止まらぬ

粛々と刑は執行され世界平和

で果たして良かったのかしら

悲しみが悲しみを咽び泣けば

呼び寄せず全てを拒絶しなよ

孤独と引き換えに楽になれる

完璧は壁だと思うので壊そう

私がどちらを支持するかだけ

その先に何にも無いだろうが

あまり難しく訝しがらないで

シワが増えるからもう寝なよ

生憎と私は不眠症のお爺さん

燦々と煌めくひだまりで待つ

人生は御神籤じゃないからさ

必ず幸せにならなきゃと励む

私の行く末は令和コロナにて

春の良き夢に酒を注いで終息

それでも死ななきゃならんが

そこに花が咲くならば助かる

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