表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
Mystery
75/900

Story

苦楽を共に そんなハードラック

ドラックでもキメれば奈落の底で

現実から逃げられないのに囀る翼

カエサル引っ繰り返さざる得ない

名言はもうイイ 新しい言葉搾乳


心臓がやけに痛い 過去の罪業に

いくら祈っても 許されはしない

ならば間違っていたのだろうか?

僕は僕である それを証明する事

大切な事 それも君を抱けば霧散


無残な非能力者達にはレクイエム

僕は一体いつ消える事が出来るか

そんな事ばかり考えていたけれど

改ざんされた記憶に惑わされる夜

寂しい気持ちで窓を覗き込んだよ


配列が謎だとか 怪傑の失敗とか

語るのも疲れる 人の性癖に霹靂

稲妻が我等の愚鈍を避雷針として

感電して死んだらもう痺れちゃう

快感なんてジジババの茶会のネタ


古き良き日とか 今更感漂わせて

逃げながら戦う フェンシングで

フルーレのしなりは恋人達の密会

浮遊霊が憑り付いた呪い呪われだ

あの子達はまだ知らない悲痛な涙


それでも良いんじゃない 翼持て

跳ね上がる空間はパラダイスにて

僕等は生きているだけで良いんだ

そんな希望語る人では無かったが

衰えと 漏洩 政府から苦情の嵐


民意とは算数じゃない 総合して

それから掃討 劇場はひといきれ

一欠けら 人だから 場所を取る

邪魔扱いしても 僕が一番邪魔で

別に今更泣かないけど儚いもんだ


ついぞ訪れなかった幸福は風の中

暴雪強まって前すら視えぬ状況で

消えていく 炎の壁を突き抜けろ

ピアノが抒情的なのではないんだ

保障の無い賭けに出るなら奏でろ


ああ 部屋の隅ストーブが煌々と

うるさく感じるくらい赤く燃えて

煽って火照って怯まない太陽へと

溶けて 冬が来て 凍って賠償金

このストーリーいつ終わるのかね


私だって知らないよ 恥らわない

片っ端から橋のど真ん中闊歩して

下駄の鼻緒が切れたら雪駄出して

そんな季節?年単位の事だろうが

蝋燭の火が消え終わるストーリー

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ