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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
オータム
707/900

冷やし中華が消えました

冷やし中華が消えました

第3新東京ならあるのに

北の大地はすっかり秋だ

早くケリをつけたいなと

焦燥が募って雪虫飛んで


こんな事毎年繰り返して

一体何の意味があるのか

さっぱり分からないまま

僕達は生きて死んでいく

その無常に泣く人もいる


太陽と月は追いかけっこ

死んだ人を貶める馬鹿達

嫌になり命絶ち逝く人に

かける言葉は聞こえない

それが死というものです


僕は笑わなくなりました

美しい貴方の前以外では

そしていつか別れる時に

僕は生まれて初めて泣く

それが愛というものです


結局誰もが迷いながらも

自分の道を見つけようと

足掻き苦しみ痛み覚えて

その末に失いたくない物

それ見つけたら百点です


悲しい事なんてないから

冬に向日葵が咲くのなら

彼岸花のむせかえる香り

それすら人を殺せないが

僕達は運命には逆らえぬ


だからたまに絶望するが

無論絶対諦めてはダメで

日々勉強して己を磨こう

世界の恒久的平和を祈り

再び冷やし中華食べたい

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