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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
June
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速詩 ~連峰を超えて~

知ったかぶり驕り高ぶりは命取り

でもロンリーファクトリー讃えて


交わってない 通り過ぎ去るのみ

それなのに交差点とか変な日本語


北の大地では穏やかな春の日差し

大雪山系の連なりが緑の冠かぶり


速詩と銘打つものののたうち回り

1字1句紡ぐだけでも頭が痛いぜ


母は僕の為に死の峠 1度超えて

僕の声を聞くとすぅーっと逝った


母の死に目に会えた事は忘れない

未だに思い出して泣く事もあるし


少しづつ変わって来て春を超え夏

涼やかで気持ちの良い風が吹いて


嗚呼 外でサイダー飲む君は綺麗

思わず見とれてどしたのって聞く


横顔を見てホッとして幸せだなぁ

って思った昔話 今は写真の中だ


あの子処女だったんだって本当?

人は生きてるだけで人を傷つける


そんな悲しみにぶっ殺されてすら

守る純潔なら棄てて良いんだけど


良いも悪いも無い時代になったか

昔は良かったなって加齢臭拡散か


涙を拭ってあげるには汚れた両手

上にかざして声張り上げた球場で


恋人とハイタッチ 今でも青春だ

初夏の風吹く北の大地は負けない


罵られようが 馬鹿にされようが

はいつくばり進むこの世の大迷惑


細く長くやりましょ 刹那の悲観

そんな物に終わらせてやるものか


今は父が残った 僕の唯一の友達

敵対しながら交友しながら笑って


またいつか会えるさと映画の台詞 

観たような気がするし創ったかも


本格的に暑くなったら始まるんだ

生きている者だけが命燃やす祭典


死が絶対じゃないかもしれないぜ

そこにある喜びをこの手にする日


全ては穢れながら浄化されていき

結局あまねく命が幸福な事を知る


このミッションを 連峰を超えて

それから始まる 孤独との戦いが


神速で駆け抜けていく詩道一本に

僕は魅せられて 痺れるLOVE

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