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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
April Fool
575/900

なんか全てが嘘っぱちに思えて死にたくなって

でも別に病んでるというほどじゃないから面倒

生きるのも死ぬのも面倒で僕の事なんて後回し

人は2人から生まれてくる それは奇跡的な事

最期の最期も決して1人じゃない それも奇跡


若い時は大抵楽しくて仕方がない人がほとんど

でも人は必ず老いる 親父の皺々の手を見ると

失望も絶望も無い 何も期待してないのだから

ただ思う所はある年齢だ 過ちを繰り返せない

誰もが季節と共に過ぎ去る それのみが平等だ


みんな似たような事思ってる 苦悩もまた然り

負けられないから 辛さすら目覚めと知るから

今世紀新たな女神となるあの娘達が動き始める

朝陽だって憂鬱じゃない 君の心の中にある愛

1度は捨てた命を拾った 春風の如く荒ぶろう


親父約束してくれたよな お前にも墓があると

長過ぎる1人の夜を越えて今日にまた会いたい

お母さんは死んだけどすぐに親父も僕も死んで

3人の夜になる 良い納骨堂があるんでしょ?

朝になればまた親父にもお母さんにもおはよう


末永き安息を 彼女が最後の鍵で扉開けるまで

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