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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
喪失
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レッテル

僕は馬鹿だ 多分

何に気がついた?分かったつもりでしょ?


いつまでも殻を破れず死ぬさだめだろうか

荷が重すぎたな 思いは溢れなくなったし


情熱をくれ もっと摩擦して火を熾したい


1人になりたい けど寂しい

人間ってそういう矛盾があるものだと思う


馬鹿は得てして集まるものだから

雑踏の中1人歩く僕は馬鹿じゃないのかな


数々の事象 あらゆる全てに意味があると

思った事もあったけれど 人生は要は無駄

病院の窓から見える桜も美しいと思えない


敢然と悪と戦う完全な人になりたかったな

欠落は愛せない 悦楽なんて知らないから

それでもやるんだよという強い決意はある

借りパクのエロスとロゴスのハッタリだが

やわらかい心守りたいね 朽ちていっても


昨日は忘れよう 10年前覚えてりゃ良い

どうしようもない事にケリをつけなきゃな

下らない称号はいらない 倚りかからない

馬鹿で良いんだよ 元気と勇気だけあれば

だけどみんな天才だったら勘違いのキング


考えろ ひたすら ここから抜け出したい

新世界 あるのかな いやそうじゃないね

自分に磨きかけて道を切り拓く事が大切だ

未来はそれのみによって輝く 庵での祈り

正規のルート敢えて外しアウトロー気取る


だから馬鹿は無理すんなとか言わないでね

清く正しくは生きられないけど精一杯やる

うらはらな心を捨て去っても楽には成れぬ

人の話は聞くべき ただし明るい言葉だけ

誰も闇に飲まれそうな時代 情勢は厳しい

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