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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
Fight for Myself
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過ぎ去りて

教えてくれないか 人生の意味を 忘れちまった

生き甲斐とかそういうありふれたささやかなもの

愛とか情みたいなものじゃなくてはるか昔見た夢

友達と呑んで始発待つあの独特の孤独を忘れた夢

涙は止まらない 死にたくないが退路は死のみか


忘れたくない全て 過ぎ去りて 忘れていく青春

その悲しみを都会で忙しく暮らす人々を見て思う

知り過ぎれば人生とは幻のように儚いものだとね

酒とタバコだけが武器の似非フェミニスト彷徨う

1番で居続けられない事を認めたらそこで終わり


絶勝の丘で 貴方の作ったサンドウィッチ頬張り

風を待っていた 背中を押してくれ 飛び降りる

襲い掛かって来る病魔の波 心も身体もボロボロ

君の喪失に立ち会った だから葬式にも出るかも 

どっちが先かな? そんな事考え出しちゃう夜に


思うんだ どんな絶望があっても必ず超えられる

そのうち雨が涙すら隠し 残る虹は不滅の輝きで

夏が全て溶かして少しうっとおしくも過ぎ去りて

それだけの人生は悲しいかな 人間分からないね

長い旅になるかもな 旅の話なら嫌いじゃないぜ


もしそんなに生きる事が苦しいなら小さく死にな

誰かの記憶にほんの少々残る程度なのはみな同じ

あの人が死んだから私も死のうかなんて夢無いね

もっと重い思いで生きなきゃね 時は過ぎ去りて

残る物それが何なのかは神様すら与り知らぬのだ

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