ポカポカ
心がポカポカと温かい時
不思議と1人が気にならない
僕は速く走り過ぎたかもしれないな
君との恋もまるで何十年も前の事のようだ
いつも支えてくれる人 何と褒め称えようか
でも結局言葉に詰まって長電話が億劫になったり
流れ行く時の中で人生は花火だ
夢は叶わない と言ったらまたかって感じだよね
適当な事ばっかり書いてさ
繋いだ手の温もり 凍った心 溶かしてくれたね
もう昔話だけど
僕は今も彷徨っているよ 夏が近いのに軽い鬱
恋は何歳になっても出来る事だからなんて後回しで
後悔はしてる でも今は何と言うかポカポカしてる
泣かせてばかりでゴメンね 涙の雫に溺れたかった
我が儘さで人を傷つけてばかりいた人生もいつか終わる
明日かも知れないし 老人じゃないから分かんないけど
1番に戦場に乗り込みたい男 それが今の僕で
手首を鉈でぶった斬りたい衝動を押し留めている
1人だからだと思う それでもたまに幸運なハプニング
そんなの待ちながら生きてるんだ
まぁ人間 誰しも不完全なんだ トイレ行かないのは死人だけ
それも笑い話か酒のつまみか 下らないねぇ 分からなくなる
難しい事抜きで好き勝手やりましょ 欲望を六芒星に封じるな
自由 夢 希望 ほら君の足元だ 早く拾いな 痛くないから
答え合わせする夜に 上階から嬌声が聞こえるボロアパートで
僕はポカポカしながら そのまま死ぬんだろう それが正解だ




