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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
混迷
369/900

ポカポカ

心がポカポカと温かい時

不思議と1人が気にならない


僕は速く走り過ぎたかもしれないな

君との恋もまるで何十年も前の事のようだ


いつも支えてくれる人 何と褒め称えようか

でも結局言葉に詰まって長電話が億劫になったり

流れ行く時の中で人生は花火だ


夢は叶わない と言ったらまたかって感じだよね

適当な事ばっかり書いてさ

繋いだ手の温もり 凍った心 溶かしてくれたね

もう昔話だけど


僕は今も彷徨っているよ 夏が近いのに軽い鬱


恋は何歳になっても出来る事だからなんて後回しで

後悔はしてる でも今は何と言うかポカポカしてる

泣かせてばかりでゴメンね 涙の雫に溺れたかった


我が儘さで人を傷つけてばかりいた人生もいつか終わる

明日かも知れないし 老人じゃないから分かんないけど 


1番に戦場に乗り込みたい男 それが今の僕で

手首を鉈でぶった斬りたい衝動を押し留めている

1人だからだと思う それでもたまに幸運なハプニング

そんなの待ちながら生きてるんだ


まぁ人間 誰しも不完全なんだ トイレ行かないのは死人だけ

それも笑い話か酒のつまみか 下らないねぇ 分からなくなる

難しい事抜きで好き勝手やりましょ 欲望を六芒星に封じるな

自由 夢 希望 ほら君の足元だ 早く拾いな 痛くないから


答え合わせする夜に 上階から嬌声が聞こえるボロアパートで

僕はポカポカしながら そのまま死ぬんだろう それが正解だ

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