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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
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光の中へ

猫の首についた鈴がチリンと泣いた 静かな昼下がり

タンバリンとマンドリンを車輪にした自転車で走った

もう君とは付き合いきれないよと思ったね 僕天才だ

サイクロプスに殺されるまでは 面白い小説のように

あるいは曇天から暗転して痙攣する切断された肉体か


全てはいつか終わる 崩壊した世界で ヴァンパイア

光を消してくれ もしくは光溢れる中で灰になりたい

光の中へ 光の中へ


くだらないなと石ころ蹴飛ばして歩いていたサヨナラ

そんな自分におかえりを言ってくれる鏡に映る僕は偽物で

段々 情報化社会が嫌になるのに 寂しくなくなるはずだったのに


頭の良し悪しよりも 性格の良し悪しで よしよしされるか決まる

困ったね 僕は どこで歌い どこで寝れば良いんだろう

東京さん 答え教えてよ 僕等 田舎者に福音を 聳え立つビルが

未来をミラーに写した あのオフィスには探偵が住んでて弁護士と戦争


もう嫌だよ 逃げたい 1人になりたい 

でも最初から嫌われてて 東方への逃亡者で 友達いないボッチ君だった

それに気づいた時 光に包まれて溶けるように闇に誘われたらどんなに幸せか

そんな事思うくらい 不幸だったよ だから涙枯れるまで泣いたら虹が架かった


分かったよ 面倒くさがらず あの橋を越えて 隣町まで行こう

質屋に盗んだプラチナのクロス売るんだ クリスチャンはもう辞めるお坊ちゃん

君は確かに光の中にいるから 追いかけてるよ いつかまた会える 祝福の日に

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