たましいのほうこう
人は生きている限り摩耗し続け
最終的には0になる
寂しそうにベッドから外の青空を眺めている
お婆ちゃんを見てそう思った
突然 何をとち狂ったのか 厨二病発動だ
抗えない でも
本当は全てを愛したいが心を開く事が出来なくて
口を噤んだ ただ全部嫌いですと遠ざけるしかバランスとれなくて
いつかそれを取り戻すチャンスは来るか否かは分からないんだけど
そういうものだと諦めた らしいね 公園でカップルがキスをしていた
苦しいたましい その方向が分からず 彷徨 昔なら甲高く咆哮してただろ
何処に行っちまったんだ 君が消えた夜に 白髪が一気に増えた
死ぬ事は怖くない と 見栄張ってどうする? マジでビビりの小便垂れ
老若男女 関係なく 消えていく運命に
どうしようもないねとあの人達には言えない優しさがあれば傷つけなかった
ただパワフルに働いていた自分と今の自分を比べると卑屈だけど全部嫌いになる
今日も誰の心にも刺さらない永遠の佳作が増えた 欲望は閉じられた扉の向こう
恋を忘れた悲しきルーザーは承認欲求がどうだとか言ってる間にくたばるだろう
オーソレミーヨって意味知らないけど日本語っぽいから使えるかも
とか考えてる俺は全く馬鹿な三流詩人だよ




