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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
HATE
242/900

福音書

2、3回遊びでキスしただけでその気になって

本当に馬鹿ね 嫌い 嫌い 大嫌いだから消えて!

と言った彼女は最終的に1番嫌いなのは自分だと独白した


僕は思った そういうものなんだろうかと

思い返すと 人に囲まれて楽しいと夜の孤独って気にならない

それは若いからだったかもしれないけどね


それでも深夜2時 ひとりぼっちで観るテレビジョン

つづくの文字がやけに寂しかったのを覚えている


完全なる一体感などない 錯覚してるだけなんだ

失態さらして冷や汗かいてみろ ビールが美味いぞ


生まれたくなかったかな?僕も人間はあまり好きじゃないよ

嫌いと言う感情は警報なんだ つまりは 魔道に惑う事無かれ


僕だってホントの所なんてわからないよ 自分で見て触らなきゃ

みんな手探りさ 安楽に死にたいとか 僕よ 人に甘えるな でも

分かって欲しい 何も本音言わないくせに 満たされてるくせに

更にそんな贅沢を望む僕も自分が嫌いだから笑っちゃう

でも 福音書は足元に転がっているかも知れない 生とは常に戦い 

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