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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
ミニストーリー
222/900

過善症

お前は目が見えないそうだな

生まれつきだろ しょうがない


お前は耳が聞こえないそうだな

生まれつきだろ しょうがない


お前は口がきけないそうだな

生まれつきだろ しょうがない


偽善を言うよりは親善? 敢然と立ち向かえ

何とも思ってないよ だって俺も障碍者

どんな姿でもどんだけ機能が弱っていても

昨日の事は忘れるし 新しく知ろうとも思う


馬鹿万歳! 

俺って口から罵詈雑言飛び出す心無い政治家よりは善い人

腹黒から 灰色 そして腹白


やっぱ酒を持ってこい 小娘 

そんなノリでも良いじゃない

だって本気じゃなきゃ ガチじゃなきゃ

そんなに酔えないよ 逃げてるわけじゃない

壊したいだけさ


俺は高3の時 学問に降参した

彼女はSIXTEENの時にSEXしてえと思った

そんな馬鹿ばかり集めてデモでも起こそうか?


ふざけた犯罪見たくないよ 誰が世界を変えてくれるの?

悪い人も生まれつきは良い人だったんだよ

偽善と言われても俺にはほんの少しだけ気持ちが分かるから

真剣に話聞くよ どうだい? 安くしとくよ 優しく説くよ

そんな過善症で俺は俺の首絞めるけれど本当に善い人であった

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