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ファンタジーVRMMOゲームで職業サラリーマンって!?~リアルのサラリーマンはダメでもこっちで伸し上がる~  作者: 鳳凰院いちご
5章 転勤は突然やってきて 不安など忙しさで消える
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レベル98 満員御礼

コレット

「ただ今お店は入場制限となっております」


その日お店はとんでもない行列に見舞われていた。


「すみません、押さないで下さい」


NPC

「シルク殿の商品が激安で買えるというのはここか!」

「お金持ちじゃないけどシルクさんの商品が買える!」


お金持ちから普通の人までシルクさんの商品が普通の値段で買えるとあって大騒ぎなのと…


プレイヤー

「キャー!シルク様が接客してくれるの~」

NPC

「シルク様に会えるなんて!」


シルクさんのファンが押し寄せてのダブル効果!

店内では…


シルク

「いらっしゃいませ、君にはコレが似合うかな」


プレイヤー

「キャー!ほんと買っちゃうw」


一人1つまでという限定で商品を販売している…


NPC

「この布ほんとに手触りが良いわ、家宝にするわね」


シルク

「お婆様、商品は使ってこそ輝くのです!どんどん使ってください、頭巾用にはコレの布とあとご一緒にポーションなど如何ですか?」


今までにない清々しい顔をして販売をするシルクさん…


キララ

「彼女…すごい逸材だわ!人が呼べて生産もできる、ギルドに返すなんて勿体ない!」


結局夕方まで満員御礼であった。


コレット

「凄すぎますわ…」


キララ

「過去最高売上よ」


なんかまっ白になったコレットさんと店長さんが倒れながら不敵な笑みを上げている。

後片付けを終えたシルクさんが俺の所にきて。


シルク

「商売って面白いね!自分の作ったモノを直接消費者に買ってもらったり、いろんな商品と合わせて売ったりするのがこんなにおもしろいなんて」


いかん!このままでは商売人の血が目覚めてしまう!

実際生産者が直接モノを売るというのは現実にもあって、

これは生産者側も直接消費者の顔が見れる、買う側も生産者の事を知りながら買えるというメリットがあり、たまにイベントなので行われる。

大量に捌くことは難しいが、嗜好品などはこの方法が効果的である。


「たまにやるから良いんですよ、さて草木染のやり方を教えますから」


シルク

「はい!師匠」


早くやり方教えてギルドに戻ってもらわねば!


キララ

「そんなに急がなくても」


コレット

「ここはじっくり!」


「だまらっしゃい!」


俺は自分の部屋にシルクさんを連れて戻る。


「では、草木染だけどほんとに簡単なんですぐ覚えられますから」


シルク

「そんな簡単なの?」


「ええ、えっと染めるモノは何でもいいので植物を調達するんですが」


シルク

「なんでもいいの?そしたらそこら辺の雑草とかでもいいの?」


そういって庭の雑草を指差す


「ええ、多分大丈夫かと」


そういって庭に出て草を毟ると…


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

雑草

なんの特徴もないどこにでも生えてる緑の草

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


見事な雑草!


「シルクさん糸はあります?」


シルク

「今日はコレにしたの!」


そういって布を出した。


「布ですか」


シルク

「出来るよね?」


「問題ないと思いますよ」


シルク

「それでその雑草を煮るのよね」


「ええ、じゃその雑草を鍋に入れますね」


シルク

「はい!師匠」


鍋に雑草を入れると前回の様にタイマーが出てきて40分と書いてある。

やっぱり木より短めの設定なのだな。


「この様に鍋に入れるとタイマーが出てくるので」


シルク

「タイマー?」


「え?見えないの」


シルク

「鍋しかみえないけど」


「え?ここに」


シルク

「何もないよ!」


これはもしや…俺のスキル「商品開発」の御蔭でタイマーが見えているのか…


「まあ、タイマーが見えなくても大体色が出てきたらOKなので」


シルク

「う~なんか納得行かないな」


不貞腐れるシルクさんを宥めながら40分待ち、色が出た所で布を入れるんだが…


「折角布を染めるんだったらシルクさん糸とか数本出せます?」


シルク

「出せるけど?」


そういってその辺の雑草を糸に変える。


「それをですねこの様に…」


俺は布の一部を糸で結び…


「これを後は染めるだけですね」


俺が布を液体に漬けると…


弱染 15分

普通 25分

強染 35分


前回と微妙に違うタイマーが出て来たのでとりあえず普通染の時間で染を行う、

そうして出来上がった布を出すと…


シルク

「うわ~綺麗な薄緑」


布は綺麗な薄緑へと色が染まっていた。


「なかなかの出来栄え」


シルク

「そこの縛ったとこはどうなるの?」


「これはですね」


紐を解く…


シルク

「おおお!」


そこには丸い模様が出来ていた。


「こうやって染めない箇所を作ると模様が出来るんですよ」


シルク

「やりたい!」


しかし…この後…


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