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得た人の物

「えっ……本当に!?」

「ん?どうかしました?」

「な、何か条件をクリアしたとかで新しい上位職が解放されたんだけど……」

「おぉ!?ダメ元だったんですけど、上手く行ったみたいで良かったです!」

 これはもしかして、【監視者の一押し】でやってくれたのかな?


「で、どんな感じなんです?」

「えっと、この職専用のスキルが追加されたり、普通に戦闘能力が伸びたり……商売も戦闘も出来るって感じ?」

 まぁ、そうなってくれないと困るからね?


「それで、何ていう職に?」

「武器商……いや、武装商人だって。どんなお客様も誠実に、対処させてもらいます……これ絶対相手がまともじゃないなら鉛玉とか喰らわせるタイプの商人じゃ……?」

 まぁ、武器商人って呼ばれる人達も強くないと商品を売る相手に襲われるとかもあるだろうから、間違っちゃいないとは思うけど、そういう方向に行くなら銃器とかも扱えるんじゃないかな?


「DEXが上がってるなら命中率も上がってるでしょうから、使う武器として銃とかも視野に入れてみては?」

「そうね……私としては、あの前に使った缶詰とかが良いんだけどね?」

「ははは、確かに。そっちの方が安全……いや、本当に安全かあれ?」

 あの缶詰は使い方によっちゃ銃より酷い事になるから、どっちが強いとかは言い切れないか……


「まぁ、でも。これで白玉さんも充分戦えますね?」

「ええ、お金は確かに貯めておいた方が良いけど、これで自分で戦って倒せる相手なら自分で仕入れた方が安くなる可能性も出て来たのは嬉しいわ。商人としても恥ずかしくない実績を上げる事も出来る。この感謝は絶対に忘れないわ。ありがとうハチ君」

「いえいえ、今後ともよろしくお願いしますね?」

「ええ!良い素材とかあったら積極的に回すわ」

 商人から素材を回してもらえるのはデカいねぇ?まぁ、余った素材とかだろうからそこまで期待はしてないけど、でもこれだけ伝手があれば、ドロップ品数超低下みたいな呪いも怖くない。それこそレアな敵からドロップするアイテムもそんなに手に入らないだろうけど、それは別に割り切れば良い。ドロップ品数が低下すると言っても、ドロップ率が低下している訳じゃないし、ナイフを使ったら低下するとも言えるから、一応回避する手段自体は意外とあるし、使ったってグリーサは1つは残してくれたりする優しさもあるから、案外何とかなるし、単純に僕がまだ知らない敵の素材とかもちょこちょこ入って来る。その候補が1人増えた。それがデカいんだ


「さて、それじゃあ戻りますか」

「え?ドロップ品は?」

「あぁ、全部あげますよ。僕はここのボスに遊びに来た様な物ですから」

「凄いわね……自分を越える事を遊ぶ程度で出来るって……いったいどんな事を……」

 いやぁ、実際本当に遊んでただけだしなぁ……そんな風に言われても、白玉さんとは全然違ってたから……


「ほわぁぁぁ!?凄い金額!なるほど……これなら確かに、あれだけ使った意味はあったわね……」

 一応、お金の力で防御と攻撃出来る様にしておいて、お金もある程度回収出来る様にしておいたけど、それの効果はしっかり発動したみたいだ。さて、今後もし、あの装備を強化するとなったら、どんな強化をしようかなぁ?




「ハチ君。この強化法って……」

「他の人に教えたいなら教えて良いんじゃないですか?僕は白玉さんは戦える様にしたかっただけなんで、その力を得た白玉さんがどうするかは白玉さんが決める事です」

 個人的に新しい素材を入手して欲しかったから、その手段を少しでも増やせる可能性として、白玉さん強化もあったけど、その白玉さんが他の商人にも教えたいって言うのなら、それを止める権利は僕には無い


「いえ、これはまだ公表はしないわ。私が見て、しっかりと覚悟が決まってる商人が居たら教える。そういう事にしても良いかしら?」

「はい。どうぞ。その力はもう白玉さんの物です。だからどう使うかは白玉さん次第ですよ」

「本当にハチ君。あなたはデカ過ぎるわ。器もスケールも、何もかも……」

「僕は僕が楽しみたいからこうして協力してくれそうな人には全力で協力するんです。只のクレクレになったら、そりゃあもう容赦なく切りますよ?」

「そうね。貴方に見捨てられない様に努力するわ。今日はありがとう」

「いえいえ、こちらこそ。それでは」

 まぁ、友達と遊ぶついでに勝手に強化されて感謝されるんだ。そんなのやらない方が勿体ないだろう?




「ふぅ……さぁて、これで一通り終わったかな?後は鍋が出来ればウカタマ達に振る舞ってあげる……あっ」

 白玉さんのおめでとう会でもしようかと思ってたけど……この別れ方で今からまた呼び寄せるのもな……まぁ、それは別に良いか。うん、鍋が出来るのを待つとしよう




「ハチさん。鍋が完成しました」

「おぉ、これが?」

『サーマルパン 魔力を込める事で物凄い高温を出す事も出来れば、急速冷凍する事も出来る 火を使う時代は終わりました』


 おぉ、何だろう?IHとかも越えて鍋オンリーで調理出来る訳だな?しかもこれは握り手の部分に魔石っぽいのも嵌ってるから魔力を貯めておく事も出来そうだし、鍋のまま食べるってなってもずっと熱々にする事も逆にひえひえをキープする事も出来そうだ!



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― 新着の感想 ―
火「ハチは私の事はもうどうでもいいのね?!」
急速冷凍が出来るフライパン!? デザートが捗りますねぇ!
>あなたはデカ過ぎるわ。器もスケールも、何もかも…… でも身長は……おっと誰か来たようだ
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