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人物紹介 未登場

史実で著名な、本作未登場人物たちについて少々

<重臣>

◇柴田勝家

信勝の筆頭家老。

当初は信長を排除しようと動いたが、信勝が動かなかったので自重。

そして信長の行動を冷静に確認した結果、織田家当主と認めた。

その後はずっと信勝一筋の猛将として、山陽道を邁進。

信勝が豊前・長門・周防の太守になると、周防国内で十万石の領主となった。

実子に先立たれ、信勝の五男・信行を養子に貰った。



◇滝川一益

織田幕府の重臣。

甲賀出身の外様衆だが、信長に重用された。

和泉・河内で七万石の領主となり、茶道の名人となって松永久秀らと交流を深めた。

嫡男は一時。



◇丹羽長秀

織田幕府の重臣。

元は斯波家の家臣だったが、斯波義銀が追放された時に転籍。

以後は信長に従い各地を転戦。義銀が復権しても直臣のままでいた。

天領の管財人として、大隅一国を差配した。

嫡男は長重。



◇明智光秀

信広の筆頭家老。

足利義昭を奉じて織田家に赴くと、旧主・斎藤道三が生きていてビックリ仰天。

道三からの助言も有り、主に京洛の管理をするため、信広の与力となる。

義昭に死後は、正式に信広の家臣となり、筆頭家老になる。

若狭で五万石を領すほか、美濃の旧領付近で一万石を給された。

嫡男は光慶。



◇羽柴秀吉

信時の筆頭家老。

生駒・蜂須賀経由で信清の目に留まり、信長に推挙された経歴を持つ。

目端の利く有能さを買われ、甲信方面へ進む信時に付けられた。

信濃一国の太守となった信時の下で、十万石の領主となる。

実子に恵まれず、信長の四男・秀勝を養子に貰った。



◇羽柴秀長

信時の家老。

秀吉の弟で、農民から引っ張り出されて武将に成ったのは史実通り。

そのマメな性格が主君の目に留まり、秀吉とは別に家老職を得た。

兄を立てる謙虚さはそのままに、信濃国内で二万石を領す。

男子に恵まれず、丹羽長秀の庶子・秀重を婿養子に貰った。



◇林秀貞

信長の筆頭家老。

信秀死後、信勝に家督をと思ったが未遂。

比叡山が燃えた頃、嫡子・通政に家督を譲り隠居した。



◇林通政

織田幕府の重臣。

父は秀貞。

父の隠居に伴い家督を相続し、信長に従い各地を転戦した。

伊勢と尾張で六万石を領す。

嫡男は忠通。



◇佐久間信盛

織田幕府の重臣。

最初期から死ぬまで信長に仕えた。

比叡山が燃えた頃、信長から疎まれる事件があったが、信清の取り成しで事なきを得た。

これに恩義を感じ、尾張の旧領を次男・信実に譲り信清に仕えさせた。

自身は近江と伊勢で十三万石を領し、信長が大御所になったのを見届けて隠居した。

嫡男は信栄。



◇池田恒興

織田幕府の重臣。

信長の乳母兄弟で、何よりの理解者になるべき存在だった。

しかしその座を信清に奪われ、大変悔しい思いをして一念発起。

覚醒して大活躍し、最終的に美濃と越前で十万石を領す。

嫡男を信忠に、次男を信益に、三男を信孝に、四男を信澄に仕えさせた。



◇九鬼嘉隆

志摩国の太守。

九鬼水軍を率いて各地の海を制覇。

織田一門である佐治信方には一歩譲るが、織田水軍の要職を務める。

特に、琉球や台湾出征の時に大いに活躍し、志摩一国の太守となった。

嫡男は守隆。



◇細川藤孝

織田幕府の重臣。

足利義昭が死去し、義助が将軍になると続けて仕える。

しかし義助が将軍位を返上し、信長が将軍になると転仕した。

朝廷との繋がりを重視する、有職故実の職位に就く。

丹後・山城で二万石を領す。

嫡男は忠興。



◇池田勝正

滅亡。

信長が上洛した時、三好三人衆に加担して抵抗した為、圧倒的な火力に晒され討死した。



◇荒木村重

滅亡。

池田勝正の家臣であり、共に滅ぼされた。



◇中川清秀

滅亡。

池田勝正の家臣であり、信長の上洛時に討死。



◇伊丹親興

秀成の家老。

信長が上洛した時、三好を蹴散らす様を見て降伏。

在地を安堵された。

その後は一貫して信長に付き、畿内から山陽道を転戦。

天下統一後、加増転封か在地安堵かを尋ねられ、在地安堵を選んだ。

嫡男は忠親。



◇和田惟政

信長の家臣。

足利義昭、続いて義助の家臣。

摂津で挙兵した池田知正との戦いで戦死。

嫡男は惟長。



◇和田惟長

足利義助の筆頭家老。

父は惟政。

惟政の死後、高山親子により追放された。

怒った信長により高山親子は成敗されたが、完全な旧領復帰には至らなかった。

幕臣であった父の跡を継ぎ、足利義助に仕える。

義助が将軍位を返上した後も家老として仕え続け、摂津国内で一万石を領す。



◇高山右近

滅亡。

和田惟政の家臣だったが、惟政戦死後下剋上で嫡子・惟長を追放。

これに怒った信長により成敗された。

また、このことで織田家におけるキリスト教への信用度が大いに落ちた。



◇畠山昭高

織田幕府の高格式家。

信長が足利義昭を奉じて上洛して以降、一貫して信長に従って転戦。

信長の妹婿となる。

河内や紀伊国内で三万石を領し、高格式家筆頭として重きをなす。

嫡男は信政。



◇筒井順慶

信清の家臣。

大和興福寺宗徒であり、足利義昭没後は俄かに冷遇された。

織田家は松永久秀に肩入れしたので、仕方ないね。

つまり、筒井家を取り込む必要性は皆無であり、姻戚になることもなかった。

養嗣子に定次。



◇毛利良勝

信時の家臣。別名・秀高。

今川義元の首を上げた武功の人。

でもそれ以降は鳴かず飛ばず。

養子にした秀頼が大層活躍したので、忸怩たる思いを抱いた。



◇毛利秀頼

信時の家老。

斯波義銀の弟で、義銀追放後に毛利良勝の養子となった。

文武に秀で、信長の推薦を受けて信時に与力して甲信を転戦。

信濃国内で五万石を領す。

嫡男は秀秋。



◇丹羽氏勝

信長の家臣。

尾張衆の一人として各地を転戦するが、ある時信長の怒りに触れた。

信清の取り成しによって事なきを得たが、その後も加増はなかった。

色々萎えて早々に隠居した。

嫡男は氏次。



◇丹羽氏次

信清の家臣。

父は氏勝で、ずっと尾張国内に留まり続けた。

加増転封と残留を提示され、残留を選び加増の目は消えた。

尾張国内で一万石を領した。

嫡男は氏資。



◇氏家直元

信忠の重臣。

西美濃三人衆の一人であり、信長の調略に応じた。

後に、斎藤道三が生きてることを知り、非常に気まずい思いをした。

信長が近江に移り、信忠が美濃を差配するようになると、その重臣となる。

加賀一向一揆討滅において討死。

嫡男は直昌。



◇氏家直昌

信家の家老。

父の直元が加賀で討死すると、家督を継いで敵討ちに燃えた。

そのまま北陸征討軍に参加し、流れで信家の重臣に収まった。

加賀と越中で五万石を領する。

嫡男は直近。



◇稲葉良通

信忠の重臣。

西美濃三人衆の一人であり、信長の調略に応じた。

後に、斎藤道三が生きてることを知り、非常に気まずい思いをした。

信長が近江に移り、信忠が美濃を差配するようになると、その重臣となる。

程なくして出家し、一徹と名乗る。

長男・重通が庶子であった為、次男・貞通を嫡男とする。



◇稲葉重通

信昌の家老。

父は良通で、庶長子であり家督は継げなかった。

北陸征討に身を投じ、そのまま出羽掃討にも参加。

最終的に羽後で二万石を領する。

嫡男は通重。



◇稲葉貞通

織田幕府の重臣。

父は良通で、次男だったが嫡子として家督を継ぐ。

信長・信忠に従い各地を転戦し、特に変遷もなく幕府の重臣となった。

美濃国内で五万石を領す。

嫡男は典通。



◇安藤守就

信忠の重臣。

西美濃三人衆の一人であり、信長の調略に応じた。

後に、斎藤道三が生きてることを知り、非常に気まずい思いをした。

信長が近江に移り、信忠が美濃を差配するようになると、その重臣となる。

その頃、信長による排斥の噂が聞こえてきたが、信清の取り成しにより事なきを得た。

恩を感じつつも、危険を感じたので隠居した。

嫡男は尚就。



◇安藤尚就

秀孝の家老。

父は守就で、家督を譲られた当時は山陰道へ出征していた。

そのまま秀孝の下にあり、最終的に出雲・伯耆で四万石を領した。

嫡男は定就。



◇日根野弘就

信興の家老。

斎藤龍興没落に従い、各地を流浪した。

その後、伊勢で信興に仕官。

最終的に伊勢国内で一万石を領す。

嫡男は高吉。



◇竹中重治

羽柴秀吉の重臣。

斎藤家掌握に失敗し、家督を弟・重矩に譲り美濃を退去。

その後、史実通り秀吉の勧誘に応じて羽柴家に身を投じる。

甲信攻略に力を振るうが、惜しまれつつ早世した。

嫡男は重門。



◇黒田孝高

信澄の家老。

播磨小寺家の重臣だったが、未来を織田家に見出して信勝に協力。

手腕を振るって播磨平定に貢献した。

その後も各地で功を上げ続け、播磨と豊前・摂津で四万石を領す。

嫡男は長政。



◇森可成

信長の家臣。

早くから信長に従い、各地を転戦。

槍の名手で武勇の誉れ高く、尾張・美濃・越前にて三万石余りを領していた。

朝倉家討伐後は、徐々に文官としての仕事が増加。

隠居した後も、文官として手に職を持つ多彩な武将として有名だった。

嫡男は可隆だったが先に戦死した為、次男・長可が跡を継いだ。



◇森可隆

父は可成。

朝倉討伐に従軍。血気に逸り突出、討死してしまった。



◇森長可

織田幕府の重臣。

可成の次男だが、兄が早世したので家督を継ぐ。

甲信から北陸道を攻め上り、出羽と陸奥にまで足を延ばした。

余りにも武功を稼ぐものだから、岩城の太守にまでなってしまった。

嫡男は忠可。



<母衣衆>

◇佐々成政

織田幕府の重臣。

兄たちを桶狭間で亡くし、家督を継ぐ。

信清と共に、東海道から陸奥まで征く。

その間、嫡男を失うことなく順当に成果を上げ続けることが出来た。

常陸・岩城で五万石を領す。

嫡男は長政。



◇前田利家

織田幕府の重臣。

信長に気に入られて、前田家当主の座に就きかけた。

が、信清に制止されて断念。

兄たちを追い込むこまずに済み、内心感謝した。

荒子城主を経験しないまま、朝倉討伐に参戦して越前に領地を賜る。

そのまま北陸道征伐に参加し、能登・加賀で五万石を領す。

百万石なんて夢のまた夢。

嫡男は利長。



◇川尻秀隆

織田幕府の重臣。

早くから信長に従い、地味な仕事を沢山熟してきた。

天領の管財人として、但馬一国を差配した。

嫡男は秀長。



◇蜂屋頼隆

信直の家老。

信長に従い各地を転戦したが、紀伊征伐で信直に与力。

そのまま信直の家老に転仕し、和泉と紀伊で五万石を領す。

男子に恵まれず、信長の六男・信隆を養子に貰った。



◇金森長近

織田幕府の重臣。

信長に従い各地を転戦し、その戦歴を生かして按察使に任じられた。

能登・飛騨・駿河・遠江・志摩・備後・安芸を管轄する。

近江と越前で三万石を領す。

嫡男は長則。



◇津田盛月

織田忠政の弟で、津田信重と称す。

越後で兄を支えて、二万石を領している。

嫡男は信任。



◇福富秀勝

織田幕府の重臣。

初期から信長に仕え、中期までほぼ全ての戦役に従軍。

上洛後は奉行としての働きが増え、隠居してからも文官として働いた。

越前と大和・摂津にて六万石を領す。

男子に恵まれず、信長の十一男・秀次を養子に貰い受けた。



◇塙直政

織田幕府の重臣。

初期から信長に仕えて各地を転戦。

上洛後は奉行としての働きも増え、後半は代官としての任務も増えた。

備中と筑前で四万石を領す。

嫡男は安友。



<官僚>

◇村井貞勝

織田幕府の重臣。

信広と協力して京洛を担当。

朝廷の荘園管財人を兼ね、山城・丹波・大和・紀伊で四万石を管理。

嫡男は貞成。



◇松井夕閑

織田幕府の右筆。

特に変わらず、罷免されることもなく隠居まで勤め上げた。



◇楠木正虎

織田幕府の右筆。

書家としても有名だが、武将としての活躍はほぼない。

松永久秀の推挙で信長に仕え、そのまま幕府の要職に就く。

嫡男は玄正。



◇菅屋長頼

織田幕府の奉行人。

織田清正の次男であり、織田長頼として仕える。

摂津にて一万石を領す。

嫡男は長定。



◇堀秀政

織田幕府の重臣。

当初は奉行人であったが、信忠に従い四国攻めに参戦。

戦働きの才能が開花した。

阿波と伊予にて三万石を領す。

嫡男は秀治。



◇長谷川秀一

織田幕府の奉行人。

信長のお気に入りで、各地に随行した。

但馬と越前で一万石を領す。

嫡男は長吉。



◇森成利

織田幕府の奉行人。

乱丸で有名な小姓さん。

優秀で信長のお気に入りで、信忠にも引き続き仕えた。

美濃国内で一万石を領す。

嫡男は成基。



<信長娘婿>

◇蒲生氏郷

斯波義銀の重臣。

信長の娘婿となり、長じてからは東海道戦線に投入された。

キリスト教傾れにならないようにと、信清の配慮(思惑)があった。

教義に感銘は受けたが、信清から信長経由で奴隷売買の話を聞かされたので傾れはしなかった。

遠江国内で五万石の領主となる。

嫡男は秀行。



◇前田利長

父は利家。

史実同様娘婿となり、主に北陸道を進む。



◇松平信康

今川家に保護され、松平氏康と称す。

駿河国内で所領を宛がわれ、今川一門として活動するが、目立つことはなかった。




また少し長くなりました。

他に著名な人が居たら、教えて頂ければ追々追加致します。

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