番外編3~チェインメイル~
うは…昨日のご来店0名…(´・ω・`)
なんだかスッキリした気分かも…(;'∀')
読んでくださった方、感謝感謝です <(_ _)>
アイスマンは足がかゆかった、たぶん蚊に刺されたのだろう。足をもぞもぞしたら、ある本が足に当たった。時代劇風の小説のようである。少し読むと『鎖帷子』という文字が目に入った。
…なんだか懐かしい記憶が蘇った。
アイスマンは草野球をする前は、TRPGのサークルに籍を置いていた。そのころの話である。
アイスマンは今は亡き爺ちゃんと西洋風料理店に来ていた。
ん?目にした店頭のショーケースにはおいしそうな料理の模型があった、その隣には西洋式の甲冑が飾ってあった。
幸い、爺ちゃんの知り合いの店であったため、『ランチの時間の後でなら…』と許可が出て、アイスマンはよろこんだ。
『甲冑を着てみたい!(`・ω・´)ノ』…のである。
…夢は案外簡単に叶った。とりあえず下地であるチェインメイルを被った。
『…重い』
予想していた重さとは比べ物にならない重さだった。ちょっと歩いてみたが半端なく重い。体力は人それぞれなので絶対的に重いかどうかは別として、主観的には『考えていたよりはるかに重かった。』
よくファンタジーの世界で、比較的軽装備に分類されそうなチェインメイルだが、50mどころ30m走れれば立派なものといえる代物だった…。
その後、甲冑を…着るまでもない、馬鹿馬鹿しいくらいに重い。正直3歩歩く前に脱ぐことにした。
よく、歴史の本にフル装備の騎士は従者二名の補佐を得て馬に乗ったと書いてあったが、少なくともアイスマンは手伝ってもらっても馬に乗れそうな気はしなかった。
これに両手剣のフランベルジュを、と思うと気が遠くなる。
その後、今となっては旧式の当時としては普通の機動隊の装備の試着できる機会があった。ショッピングモールのさびれた一角に警察さんのPRコーナーがあったのだ。
子供向けのようだったが、誰も人がいなかったのも幸いし、ヘルメットや盾や防弾チョッキを一通り試着できた。
そもそもヘルメットが重かった。
「これを被って、炎天下何時間も立っているのよ」
…そういわれてもねぇ…公〇員共済年金をもらえるから頑張って!としか言えない。
盾が重いのは予想できたが、防弾チョッキが重いのには意外であった。
これを着たまま走っては犯罪者に逃げられるのでは…?
この後、防刃チョッキなるものが出てきてなんだか納得してしまった。
閑話休題…。
…その後、アイスマンはTRPGではチェインメイルを選択することはなくなったとさ。
めでたし、めでたし。
ちなみにアイスマンの足元にあった時代劇風の小説には鎖帷子をきた忍者が大活躍していた…。忍者すごいね(`・ω・´)b
近本選手の新人安打記録が、長嶋氏にならんだ…( ゜Д゜)スゲー!




