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51.子リスの探し物は見付かるでしょうか?
作品タイトル:春の種
作品URL:https://book1.adouzi.eu.org/n1858gs/
作者名:小畠愛子
レビュー投稿日:2023年4月23日
文字数:1,140文字(短編)
◇◇◇
◇文章
冷たい風が吹く中、地面をせっせと掘る一匹の子リス。
心配した北風が理由をたずねます。
子リスは「春の種」を探しているのだと答えました。
すっかり赤くなった手で、子リスはなおも堀り続けます。
はたして春の種は見付けられるのでしょうか?
健気な子リスの姿と、思いやりを感じさせる北風の言葉。
ふたりの交流を通してあたたかな気持ちが伝わってくる素敵なお話です。
◇◇◇
◇補足と感想
春らしい童話を応援したいと思い、以前拝読していたこのお話にレビューを書かせて頂きました。最後がハッピーエンドなのもイチオシポイントです。
ポップは種ではなく、その先や未来を思わせる芽にしてみました。春が来るって本当に嬉しいことですね♪




