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■登場人物紹介・高校生編(ネタバレ少)

■主要キャラクター紹介(高校生編)■


 キャラの名前等を忘れた時に活用してください。

 ネタバレは少なめだと思います。


今野いまの アユム

 ギャルゲー『そのドアの向こう側』主人公(男)になってしまった女の子。

 前世は『前野まえの あゆむ』という女子高生だったが、兄のギャルゲーを横で見てたらいつの間にかこうなっていた。


 性格は大雑把で、好奇心旺盛なとこもあり、ポジティブ。

 けど問題を先送りする一面もあり。

 同性ゆえに女の子に優しく、好意を持たれることも多いのだけど、本人に一切自覚はない。

 ゲームの攻略対象たちの髪や目は、アユムだけに特別な色で見えている。

 中等部後半で宗介が好きだと自覚した。

【原作との違い】 原作のアユムは心も体も男。

 しかし、今のアユムは体も心も女のままである。ただ『周りに男と認識させる力』が働いているらしく、周りはアユムを男だと信じて疑わない。

 7歳の時に事故にあい、しばらく記憶喪失だったが、ヒナタに出会い前世を思い出す。

 病院を退院後、ゲームの舞台である星鳴ほしなり学園に転校したため、原作と大きな差が生まれてしまう。

 ちなみに原作のアユムは、事故後記憶喪失になることもなく、公立の小学校にそのまま通い、高等部から星鳴学園に入学する。

 今までの積み重ねにより、高等部の初めからエトワールになった。



仁科にしな 宗介そうすけ《旧性:山吹やまぶき

 主人公の幼馴染。親同士が親友で、家族ぐるみの付き合い。

 自分を庇って事故にあった主人公に、負い目のようなものを感じている。

 王道幼馴染キャラとしてのスキルを完璧に持っているのに、ヒロインではなく、攻略対象でもない。

 宗介を生んで母親が亡くなり、父親も事故でなくし、父方の弟夫婦である山吹夫妻の元で育てられた。

 しかし、初等部6年の修学旅行の最中に、山吹夫妻は家事で亡くなってしまい、苗字が母方の仁科にしなに。

 その際、アユムの家に居候することとなり、髪の色が山吹オレンジ色から茶色へと変化。瞳も赤みがかったモノになった。


 初等部の頃は過保護で、アユム以外どうでもいいと思っている節があったが、中等部に入ってからアユムへの態度がよそよそしくなる。

 しかし、それはアユムが女に見えていたからだという事が判明。

 何故か中等部から、アユムと同じくマシロの暗示が効かなくなった。

 アユムは宗介に対して、前世の話を打ち明けたが、ここがギャルゲーの世界であるという事は内緒にしている。

【原作との違い】出会ったとき宗介は『山吹やまぶき』という苗字で、山吹夫妻の家に住んでいた。

 ゲーム内では『仁科にしな』という苗字で、アユムの家の居候だったのだが、初等部6年の時に原作と同じ『仁科宗介』となり、アユムの家に居候することとなる。

 


★マシロ

 学園の隠し部屋に住んでいる高校生くらいの少年。

 アユム以外の人間にも、白髪で赤い目に見えている。

 学園のお化け『ウサギ』の正体であり、人に暗示をかける不思議な力を持っている。

 

 基本引きこもり。アユムとはゲームの趣味が合う友人。

 アユムが初等部5年の夏に女だと気づく。中等部1年の時に、留学してしまった。

 アユムが前世やこの世界にきた経緯を話している唯一の人物なのだが、実はこのギャルゲーのキーになる『扉』の番人だった。

【原作との違い】歩はマシロをゲームで見かけてない。



黄戸きど 理留りる

 ヒロインの一人で、黄色の髪のドリルヘアーなザ・お嬢様。

 留花奈るかなとは双子で、こっちが姉。

 周りが求める自分でいようとする所があり、努力家な一面がある。

 甘いもの全般が大好きで、駄菓子も好き。変な歌を歌うくせがあり、方向音痴で、カナヅチ。

 アユムの事が好きなのだが、茶飲み友達で唯一の女友達としか思われていない。

【原作との違い】原作では学園の高等部で出会う。 



黄戸きど 留花奈るかな

 ヒロインの一人で、黄緑の髪をしたツインテールの子。

 理留りるとは双子で、こっちが妹。

 いつも姉の理留にべったりくっついており、理留の害となる者に対して容赦しない。

 理留と仲のいいアユムに対して敵意をむき出しにしているが、普段は猫を被っている。

 アユムと会えば喧嘩ばかりしているが、周りからは喧嘩するほど仲がいいと思われてしまっていて、本人は不服な様子。

 メイクの腕があり、別人のような姿でモデル・ルカとして活動中。

【原作との違い】ゲーム内では、メイクをして登場していたため、双子である理留りると似ておらず、歩は留花奈に気づかなかった。



桜庭さくらば ヒナタ

 このギャルゲーのメインヒロイン(笑)

 ヤンデレで、どのルートでももれなく主人公をナイフ片手に刺しにくる。

 美空坂みそらざか女学院から、外部生として入学。

 マシロのネット友達、『緋世渡ひわたり』でもある。


 アユムとの出会いが原因なのか、髪飾りで性格が変わる残念な子に。

 星の髪飾りで原作と同じ完璧超人の『桜庭ヒナタ』に、王冠の髪飾りで高貴な喋り方で中二病の『緋世渡』になる。

 何もつけてないとビビリな性格になり、すぐにどこかに隠れようとする。

【原作との違い】出会う場所は一緒だったが、原作とは違い星の髪飾りを頭につけている。

 原作では、髪飾りをつけていないし、髪飾りで性格が変わることもなかった。オタクでもない。



今野いまの 青風シズル

 主人公の従兄妹で、一つ年下。

 アユムが中等部の時に、攻略対象の『妹』キャラであることが発覚。

 主人公と同じ青い髪。星鳴学園には通っておらず、美空坂女学院に通っている。

 アユムをお兄ちゃんと呼んで懐いてくれている。

 ヒナタや紅緒べにおとは、同じ学校だったため面識がある。

【原作との違い】歩はシズルちゃんをゲームで見かけてない。



星野ほしの 紅緒べにお

 アユムより一つ年上。凛々しい顔立ちで、女の子から人気があり、本人もそれを楽しんでいる。

 性格は男前で、人をからかうところがあり、可愛いもの(女の子とか)が好き。

 『百合』キャラっぽい。

 学園長の養子で、ゲームのタイトルにも入っている『扉』の前で拾われたらしい。

 黄戸姉妹とは顔見知りで、シズルちゃんとも繋がりがある。

 マシロが育ての親であり、学園の『扉』を開けることを目的にしている。

【原作との違い】歩は紅緒をゲームで見かけてない。



相馬そうま 紫苑しおん

 『ツンデレ』で『根暗』。病弱。

 このギャルゲーのヒロインの中では、一番アユムが知っているキャラ。

 前世の歩の親友である『乃絵のえ』に全てが瓜二つ。

 前世で兄がギャルゲーをプレイしていた時に、何度もルートを繰り返すところをアユムは見ていた。

 美空坂女学院の学園祭で出会い、文通友達になる。

【原作との違い】なし。




■サブキャラクター紹介■


 ちょいちょい出てくるキャラです。あまり書く事もないと思うので、プラスアルファな情報も載せてみました。


吉岡よしおかくん《19話登場》

 アユムとは初等部2年生からずっと同じクラス。

 イベントごとやお祭り騒ぎが好きなバスケ少年。若干その場のノリで生きてるようなところがある。

 アユムと仲がよく、宗介が若干苦手だったが、中学になってから宗介と打ち解け始めた。

 あまり勉強は得意でなく、いつも赤点と戦っている。


仁科にしな クロエ《43話登場》

 宗介の戸籍上の家である仁科家の子。宗介の義兄。

 ウェーブがかった黒髪に、褐色の肌、赤い瞳。若干ビジュアル系っぽい。

 高校生くらいにしかみえないけれど、実は宗介やアユムと同じ歳。

 紅緒先輩の友人で、ナンパを得意とする軽い男の子。いつも美空坂周辺で遊んでいる。


山吹やまぶき夫妻《3話登場》

 宗介の両親で、アユムの両親の友人。

 宗介の本当の両親ではなく、宗介の父方の弟夫婦。宗介をとても可愛がっている。

 アユムの事を宗介の兄弟のように思っていたが、2人が初等部6年の時に、火事で亡くなってしまう。


●アユムの両親《1話登場》

 共働きで、アユムは一人息子。前世の両親よりお金に余裕があるが、家を開けることが多い。

 仁科にしなの家から、宗介を預かる事を決めた。

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