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水着コンうら2

「時雨さんがごめんなさい」

猫を抱えて謝罪する柊子。

「なーー」


「大丈夫だから。着替えれるものはあるしねー」

「え?」

大丈夫ですよと安心させようとした秋原は満面の笑顔の果穂先生に更衣室へ連れ込まれていく。

それをいいのかなーっと見送りつつ、ノワールは手袋を外して柊子の額に触れる。

「あの。」

「熱が出始めてるね」

「でもっ」

「揉めてる?」

ひょこりと舞台裏を覗くカラスマント。

「そ、ノワール、こういう場合どう対処したら?」

「ドリンクタイムにしてくださいって」


「おう」

答えを聞くとステージにさっさと戻っていく。



「熱中症対策ーー!! ドリンクターーイム」

ステージから元気良くカラスマントの声が聞こえる。

「ちくしょー。俺達のポロリタイムを返せー」

「ふ。おろかな。そのようなものは必要なーーい」

「ちくしょーー。ロリガラスめーー」

「だれがろりかーー」

ステージ上の会話が微妙馬鹿らしい。




「ロリガラス」

裏で数人が吹き出す。

「にゃはは。カラスマントより言いやすいにゃ」


ノワールも苦笑しつつ言い返しはしない。

「柊子さん、メール入れたから。熱が出たらやめましょうって約束でしたよね?」


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