るぅるぅ墜落紀行☆作為編【装飾品】
愛のアプローチは自らを彩る装飾品
「あんたはあたしのアクセサリー」【超愛の言葉】
あるぅ日、
ふぅらりとチビのところへ遊びにいったのだ。
いい匂いのする箱があったから、代わりの物を置いてもらって来たのだ。
アミに切り分けてもらって渚たちと食べた。
美味かったのだ!
チビのところに遊びにいった。
板が引き出しに落ちていたので預かっておくのだ。
『るぅるぅの目的地は『無限回廊』!!』
ちゃんと預かりメモを残したのだ!
「それを世間一般に泥棒って言うんだよ!」
「るぅ。暴力反対なのだ」
「じゃあ、噛んでんじゃねぇ。説得力がない」
はぁっとため息を吐かれる。
雨だからな!
ぁあ。
グリグリ反対なのだ!
るぅるぅのるぅるぅのぷりてぃボデーなのだぁー!
「似非デブめ。俺のケータイ返せよ」
「換金の手続き終わったけど、取り込み中かな?」
貴金属の査定が終わって戻ってきた換金処の店長がいらぬ気をつかおうとするので、宣言なのだ!
「平気なのだ!」
差し出された現金をチビにそのまま渡す。
「え?」
「数えるのだ!!」
「ふざけてんじゃねぇ!」
と怒鳴りつつ数えるチビ。
換金処の店主が「いいの?」と聞くから頷いて、板を引っ張り出す。
「問題ないのだ。購入。確認。決定。なのだぁー!」
ピタリとチビがカウントを止める。
「パス、は?」
「チョロかったのだ!」
「威張るな! 問題大有りだ!」と殴られた。もちろん噛み返しておいたのだ!
るぅるぅ負けない!
るぅるぅから板を取り上げて履歴を慌てて確認するチビ。リーチがっ!
「代金は今渡したやつなのだー」
板を確認し、渡された現金を確認し、チビはフッと笑うのだ。どう言うコトなのだ?
「取り敢えず、不足なんでこれの内臓でも爪でも鱗でもブチっといったらおいくらぐらいになるんでしょう?」
るぅるぅを店主に差し出してなにを言ってるのだぁああああ!
あ。
「空ーーー生意気に暴力を振るうのだー!!」
抱きつこうとしたら空の恋人に阻止された。
「るぅるぅ君」と苦笑しつつ、恋人を見上げる空。
いい雰囲気なのだ。
まったりと見守る。
「足りねぇ」
小声で囁かれる。
「年上はたてるのだ」
「アップルパイ」
「美味かったのだ」
「やっぱりお前か。くらげは代金として不正だ」
「ぴちぴちのぷるぷるだぞ?」
「却下」
「換金素材はもう乏しいのだ」
「何しにきたんだよ?」
「らのべをげっとしになのだ」
「購入品の大半がなんで酒なんだよ」
「お酒は大好きなのだ」
「……仕方ねぇな一二三にたかっとくわ。次はねぇぞ?」
「いい相手なのか?」
「ん~、『私のアクセサリーとしてそばにおいてあげる』と言う劇的な告白をしてくる子だったよ?」
「情熱的なのだ」
「だろう? 彼女の終わりまで添い遂げてもいいかなぁって思ったんだよなぁ。だからそれなりに接したら、私以外のアクセサリーを置いちゃいやって言ってきてちょーかわいい」
「らぶらぶなのだ」
「おう。目前の二人にだって負けないぜ。店長さんにはネタは?」
「え? 僕ですか?」
『キラキラを探して〜うろな町散歩〜』
http://book1.adouzi.eu.org/n7439br/
より「無限回廊」青空姉妹。
立神上総店長お借りしました




