るぅるぅ墜落紀行☆作為編【落ち物】
5月半ば
雨ではない日
多分5/16
超短め
お釣りもとった。
挟まれてもない。
缶は冷たい。
ちゃんとフリフリした。
「るぅ♪」
振り返れば、背負い袋がずれていた。
背負いなおそう。また迷子になっては危険なのだ。
□□□□□□□□□□□□□☆
「あれ?」
拾った袋は『るぅるぅ君』の手持ち袋。
袋の口の上部に迷子札替わりの連絡先が縫い付けられている。
「なんで、ベタついてんの?」
不思議に思いつつ周囲を見る。あの黒いヘタレぐるみは見当たらない。
あれで喋って飛ぶんだから渚ちゃんの技術は凄いと思う。
空にスキンシップ激しいのは防衛機能かなぁ。渚ちゃん、そう言うのは厳しいもんな。
「届けるか」
□□□□□□□□□★□
「しゅ、シュワシュワ爽快メロンソーダは振ってはいけないお飲み物、だったの、だ……」
「正解です」
「しかし、るぅるぅは着地に成功したの、だ」
「不正解です」
「るぅ……」
「愛が降ってきたっす〜〜」
振り回されてるのだー。
『キラキラを探して〜うろな町散歩〜』
http://book1.adouzi.eu.org/n7439br/
より青空空・渚ちゃんのお名前を
『朽葉うろな行』
http://book1.adouzi.eu.org/n2415br/
より和倉葉朽葉教授・四条社麗乃嬢おかりしました。




