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URONA・あ・らかると  作者: とにあ
2014春
492/823

るぅるぅ墜落紀行☆作為編【落ち物】

5月半ば

雨ではない日

多分5/16

超短め



 お釣りもとった。

 挟まれてもない。

 缶は冷たい。

 ちゃんとフリフリした。

「るぅ♪」

 振り返れば、背負い袋がずれていた。


 背負いなおそう。また迷子になっては危険なのだ。



 □□□□□□□□□□□□□☆



「あれ?」

 拾った袋は『るぅるぅ君』の手持ち袋。

 袋の口の上部に迷子札替わりの連絡先が縫い付けられている。

「なんで、ベタついてんの?」

 不思議に思いつつ周囲を見る。あの黒いヘタレぐるみは見当たらない。

 あれで喋って飛ぶんだから渚ちゃんの技術は凄いと思う。

 空にスキンシップ激しいのは防衛機能かなぁ。渚ちゃん、そう言うのは厳しいもんな。

「届けるか」




 □□□□□□□□□★□



「しゅ、シュワシュワ爽快メロンソーダは振ってはいけないお飲み物、だったの、だ……」


「正解です」


「しかし、るぅるぅは着地に成功したの、だ」


「不正解です」


「るぅ……」


「愛が降ってきたっす〜〜」


 振り回されてるのだー。

『キラキラを探して〜うろな町散歩〜』

http://book1.adouzi.eu.org/n7439br/

より青空空・渚ちゃんのお名前を


『朽葉うろな行』

http://book1.adouzi.eu.org/n2415br/

より和倉葉朽葉教授・四条社麗乃嬢おかりしました。


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