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ぶどうの話をしよう  作者: あいなめ
2025摘み取り
87/101

多摩ゆたか

 多摩ゆたかが採れる農園はいくつかあるのですが、今年はIさんの一回目と二回目で採ってきました。


 多摩ゆたかはもともとそこまで大きくなるぶどうではないのですが、一回目の房は280g程度。緑のきれいな房です。


挿絵(By みてみん)


 粒の重さは10g強。糖度は19度と高め。


挿絵(By みてみん)


ただ、その糖度は甘みのみに向かっているのではなく、かなり酸味が強い感じでした。オーバーに言うなら、はちみつレモンとかゆずサイダーとか、そういうかんきつの酸味にもにた酸味と甘みが混在している、という風に感じました。

 しそれなりにさっぱりした風味だったのですが、ちょっと種が残りがちで、皮も強いのは今風ではないかもしれません。

 多摩ゆたか、時には「黄ぶどう」と言われることもあります。シャインマスカットと同じように、熟成に従い色と味が変わっていく感じがないでもないです。ただ、摘み取りは一日でイナゴが通ったように生っているぶどうはなくなっていくので…… 熟成段階に至ることはあまりないのかもしれません。


 二回目のぶどうは、300g弱。色に変化があるかどうかは微妙。少なくとも、黄色と言えるほどにはなっていませんね。


挿絵(By みてみん)


粒の重さは9g強。前回よりちょっと小さい。糖度は19度-21度と一回目より上がっています。


挿絵(By みてみん)


味は数字通り甘みが上がっているのですが、同時に酸味は下がってきているように思われます(酸味がなくなったわけではないのですが)。この味なら、かなりおいしいぶどうと言って良いかもしれません。

 去年までもっていた多摩ゆたかに対する感想よりはかなり好転した感じです。

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歌川 詩季さまからの頂き物です。
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