七回目。藤稔・紅瑞宝・高妻
紫のぶどうの締めとして、七回目にちょっと遠出のKさんのところに行ってみました。ここは一昨年行ってみたのだけれど、去年は行かず。
こちらも再開園なのですが、当初8/31開園の予定が台風の影響で9/6に伸びました。単価はやはり2300/Kg。台風などの影響はかなり厳しいようです。特に、収穫前に雨が多いと、粒に水が入りすぎて裂果してしまう事が多いそうです。そうすると売り物にならないので、なかなかつらいそうです。今年のシャインマスカットはその意味で厳しいのかもしれません。
やはり再開園なので、昼前に出かけ見ました。
採ってきたのは、残っていた藤稔・紅瑞宝と高妻。
藤稔ですが、採ってきて残したのは820gぐらいの房。
色はちょっと薄い感じがします。まあ、残り物ですし。裂果している粒があるのが判ると思います。こういうの、そのままほおっておいたらすぐに汁が出てきてカビを呼びます。
粒は普通に大きめ。
でも、選んだ粒の重さは18g程度。最大級、ではないです。糖度は15-17度とちょっと低めかな。ただ、これは冷凍用に採ってきたのもあるので、まあいいです。ただ、ここの農園では藤稔は種ありなので、その分がちょっと面倒かも。
子供が冷凍した藤稔だけは食べるので、基本冷凍してもいいやというつもりで採ってきたのですが、生食で食べたらそれなりにさっぱりとした甘さと少しの酸味、そしてたっぷりの果汁でそれなりに美味しかったです。
紅瑞宝は、相変わらず緑。房の重さは410g程度。
写真だとみっちりしている感じがありますが、実際にはそうでもないです。まあ、スケールが違うからなんですけれど。粒の重さは12g弱。やはり他のと比べると少し小さい。
糖度は15-16度とやはり控えめ。糖度の割には甘味は感じないでもないけれど、やはりインパクトには欠けますね。本開園と時期がずれてはいるのですが、本開園だとまだ早かったかな。色々と難しいところです。
前回は紹介しなかった高妻。今回と似たようなものですが、やはり着色不良の感じがします。本来はもう少し色を付けたかったという話です。房の重さは530gぐらい。
目立つところに大きな未着色の粒がありますね。
粒の重さは13gぐらい、藤稔とかと比べると、そこまで大きくはないですが。
糖度は16-17度。甘みもあって酸味もそこそこ、後味に甘酸っぱさが残る、という感じですが。やはり紫の輸入ぶどうの味のベクターがちょっと似ているかなあ、と思います。
まあ、再開園なのでベストのぶどうではなかったとは思うのですが。ちなみに、ゴルビーもあったんですけれど、これも見事に緑色をしていましたので、採っては来ませんでした。




