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ぶどうの話をしよう  作者: あいなめ
2024 摘み取り
71/101

七回目。藤稔・紅瑞宝・高妻

 紫のぶどうの締めとして、七回目にちょっと遠出のKさんのところに行ってみました。ここは一昨年行ってみたのだけれど、去年は行かず。

 こちらも再開園なのですが、当初8/31開園の予定が台風の影響で9/6に伸びました。単価はやはり2300/Kg。台風などの影響はかなり厳しいようです。特に、収穫前に雨が多いと、粒に水が入りすぎて裂果してしまう事が多いそうです。そうすると売り物にならないので、なかなかつらいそうです。今年のシャインマスカットはその意味で厳しいのかもしれません。

 やはり再開園なので、昼前に出かけ見ました。


 採ってきたのは、残っていた藤稔・紅瑞宝と高妻。


 藤稔ですが、採ってきて残したのは820gぐらいの房。

挿絵(By みてみん)

色はちょっと薄い感じがします。まあ、残り物ですし。裂果している粒があるのが判ると思います。こういうの、そのままほおっておいたらすぐに汁が出てきてカビを呼びます。

 粒は普通に大きめ。

挿絵(By みてみん)

でも、選んだ粒の重さは18g程度。最大級、ではないです。糖度は15-17度とちょっと低めかな。ただ、これは冷凍用に採ってきたのもあるので、まあいいです。ただ、ここの農園では藤稔は種ありなので、その分がちょっと面倒かも。

 子供が冷凍した藤稔だけは食べるので、基本冷凍してもいいやというつもりで採ってきたのですが、生食で食べたらそれなりにさっぱりとした甘さと少しの酸味、そしてたっぷりの果汁でそれなりに美味しかったです。


 紅瑞宝は、相変わらず緑。房の重さは410g程度。

挿絵(By みてみん)

写真だとみっちりしている感じがありますが、実際にはそうでもないです。まあ、スケールが違うからなんですけれど。粒の重さは12g弱。やはり他のと比べると少し小さい。

挿絵(By みてみん)

糖度は15-16度とやはり控えめ。糖度の割には甘味は感じないでもないけれど、やはりインパクトには欠けますね。本開園と時期がずれてはいるのですが、本開園だとまだ早かったかな。色々と難しいところです。


 前回は紹介しなかった高妻。今回と似たようなものですが、やはり着色不良の感じがします。本来はもう少し色を付けたかったという話です。房の重さは530gぐらい。

挿絵(By みてみん)

目立つところに大きな未着色の粒がありますね。

 粒の重さは13gぐらい、藤稔とかと比べると、そこまで大きくはないですが。

挿絵(By みてみん)

糖度は16-17度。甘みもあって酸味もそこそこ、後味に甘酸っぱさが残る、という感じですが。やはり紫の輸入ぶどうの味のベクターがちょっと似ているかなあ、と思います。


 まあ、再開園なのでベストのぶどうではなかったとは思うのですが。ちなみに、ゴルビーもあったんですけれど、これも見事に緑色をしていましたので、採っては来ませんでした。

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歌川 詩季さまからの頂き物です。
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