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ぶどうの話をしよう  作者: あいなめ
2024 摘み取り
58/101

ベニバラード

 最初に、ベニバラード。名前の通り、赤系のぶどうです。中型の房。こんな感じです。


挿絵(By みてみん)


房の重さは500g弱。良く色づいているように見えます。


 粒の断面は以下のようなもの。


挿絵(By みてみん)


一粒の重さは、7g程度。縦に割ってみると判りますが、粒の先端部分は良く色づいていますが、根元までは完全には色づいていませんね。潰れている感じがある部分は、他の粒との押し合いで成長した結果です。

 ベニバラードは、種あり・種なしの両方が作られているようですが、今回の房には写真で判るように、多く種がありました。糖度は16度前後。


 さて、食感はパリシャキ系。味の方は、比較的あっさりとした甘さ。軽い酸味。欧州ぶどうの系譜だという話ですが、味の方向性は豪州ぶどうのクリムゾンみたいな輸入ぶどうに近いものが感じられました。クリムゾンよりは大粒ですが。糖度はそれに劣るものの、感じる甘さにはそんなに差異は無いような。

 ただ、先に書いたようにクリムゾンは種なしですが、こちらのぶどうは種がありました。その種がちょっと脆くて、粒を噛み割ると簡単に砕け散ってしまうような感じでした。種は噛み割るとさすがに苦みが強いですので、あんまりうまくありません。半分に切って種をほじればいいか、とも思ったのですが、そうして割ったのに限って種が無かったり。

 これが種なし化が不完全なために未成熟の種が出来てしまったというならわかるのですが、どうなのでしょう。

 悪くはないぶどうなのですが、ちょっと物足りなさは感じてしまいました。

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歌川 詩季さまからの頂き物です。
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