締めの後に
輸入ぶどうについて、今季最後にもう一件。
googleのニュースで流れてきた日経新聞の記事。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB089T80Y4A400C2000000/
有料みたいなので、日経のネット契約がないとみられないかもしれませんが。
内容的には、輸入先の国や品種が多様化されるという件。2013年には、ほぼチリと米国で占められていた輸入ぶどうの産地、2023年にはチリに加えてオーストラリア、米国、メキシコの順になったとか。チリが半数を占めているのは変わらないのですが、米国のシェアに大きくオーストラリアが割り込んできました。
そのオーストラリアのぶどう、輸入が許可されていたのは3品種だけで、クリムゾン・トンプソン・レッドグローブとここでも度々触れた品種のみ。これが、年内にも品種規制が撤廃される見込みということで、次のシーズンにはオーストラリアのぶどうも、これまでになかったものが入ってくるかもしれません。
そして、新顔としてペルーが出てくる可能性が高いそうです。害虫の関係で輸入できなかったそうですが、防除技術が確立したために、去年の末から輸入が始まったそうです。世界的にも、ペルーの生鮮ぶどうの輸出は22年度から世界一位だとか。次のシーズンには、ペルーのぶどうがそこかしこでお目見えすることになるかもしれません。
来シーズンの輸入ぶどうも楽しみになりそうです。




