キャンディハート
国産ぶどうも、もう相当色々出回ってくるようになりました。デラウェアをはじめ、ハウスのシャインマスカット、ナガノパープルの高級ぶどう。そして種無しの巨峰やピオーネなど。八百屋やスーパーでもよく見かけます。それでも、高級スーパーで一房5000円とかしているのを見ると、うーん…… と思ってしまいます。
さて、市場が国産ぶどうに移行している中、今年の輸入ぶどうの最後に、キャンディハートをとりあげます。品種か、販社のブランドかは判りませんが、特にコストコに入ってくるぶどうとしてキャンディシリーズって言うのがあるそうです。検索を掛けると出てきますけれど、通常のコストコぶどうより高めでも、好んで選ぶ人も多くいるようです。
このキャンディハートは、コストコではなく大手スーパーで購入したものです。コストコみたいに大量ではなく、その分購入はしやすかったのですが。
パッケージはこんな感じ。
紫系のぶどうです。赤系よりは黒系に近い濃い色。パッケージの中身は約450g(1バウンドかな?)。値段は記録を取り忘れたのですが、500-600円ぐらいだったかと。輸入ぶどうの中では高めです。
粒の具合はこんな感じ。
まあまあ大きめの粒。もちろん種無しです。重さは一つ18g程度。特に輸入ぶどうとしては、重め。
このぶどう、輸入ぶどうの中では、かなり皮が薄めのぶどうでした。写真左の粒など、皮に裂け目が入っているのが判ると思います。皮が薄くて、そこから汁がにじみ出るため、カビを呼びやすかったようです。パッケージあけたときには、かなり白カビが出てしまっていたので、ちょっと購入時にはよくコンディションを注意したいところです。
キャンディシリーズ共通なのか、コットンキャンディーに準ずるような甘い強い香りがします。特に、果汁が漏れていたこともあるかもしれませんけれど。糖度は16度程度。決して「凄く甘い」ぶどうでは無かったですが、甘くなくはないです。
さてこのぶどう、とあるページに「ライチあじ」って記述があったのですが、実にうまい表現だなと思ってしまいました。甘味はあるけれど、強くはない。酸味も少しはある。それとは別に、何か一種のすうっとする感じがライチに通じるものがあります。
いやまあ、ならばライチ食べればいいじゃん、って言う話になっちゃうんですけれど。
なんというか、ぶどうらしからぬ味のぶどう。見かけることがあれば、一度試されるのも良いかもしれません。コンディションには気を付けて。




