シャインマスカット
さて、大取りのシャインマスカット。
9房採ってきて、2房はすぐに居なくなりました。残りの房の重さを測って、先端の粒を一粒ずつとって糖度を測ってみました。
房の重さは、一つを除いて700g前後。一つは600g弱でした。藤稔なみの、なかなか大きな房です。粒の重さは15g程度。こちらもなかなか立派な大きさです。
ぱっつんぱっつんに身が詰まって、噛むとパリッと皮が裂ける感じです。果肉は比較的堅め。糖度ですが
2房が19度
1房が14度
残りは17度
でした。14度のは、一番小さい房です。あるいは、ちょっと時期が早かったのかもしれません。色は緑色。黄色味を感じるまでは行きません。ただ透き通るような緑ではなく、少し濁り味が出てきているかな、という感じの色。
味なのですが、17度のはまあまあ。14度のは、やはり甘みが薄い。ただ、食べられないというほどのものではない(渋みやえぐみがあるわけではない)。そこそこおいしいのだけれど、すぐに甘みが抜けてしまう感じ。その点19度のはそれなりにしっかり甘いです。
ただ、マスカット香はかなり薄いです。無いわけではないのですが、口の中に香りがずっと残り続ける去年のような鮮烈さは感じられません。ごく軽い甘みと酸味が後味として残る程度という感じ。
たぶん、これでおいしくないと言ったら罰が当たるんでしょうが、去年のぶどうを味わった身では、多少の不満が残ってしまうのは致し方ありません。




