表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

8/140

7ページ

 わたしの、ううん、世界中の女の子の夢、それはもちろん、とってもりりしくってかっこいい、おとぎの国のお話に出てくるような完璧イケメンのナイト様に助けてもらうことだわ! そして、まさかこの年になって、あ、違った、15の春にこんな夢のような出会いを経験するなんて……♡ ん、どうしたのよあんたたち、なにかいいたげね、いいたいことがあるなら、い・い・な・さ・い・よ……(#^ω^)


 ハッ、ていうかなによこの衣装は! せっかく素敵なナイト様と出会えたのに、なんでわたしはこんなド変態なブルマなんて着てんのよ! さてはあんたたち、謀ったわね! こうしちゃいられないわ、幸いいつの間にか控室に戻ってきてるみたいだし、ナイト様、少々お待ちくださいましね♡ わたくし、ナイト様にふさわしい衣装に着替えてまいりますわ♡


 ――十分後――


 うふふふ、お・ま・た・せ♡ ナイト様といえば、やっぱりプリンセスの衣装ですわよね♡ さぁ、これでさっそくダンスフロアへ……。


「待ってくれ、ぼくは君にお願いがあるんだ」


 えっ、わたしにお願い? 聞きます聞きます! なんでもします! あ、もしかして……わかりましたわ♡ それじゃあ……むちゅーっ♡


「地下に囚われている、ぼくの生き別れの妹、ソフィアを助けてもらいたいんだ」


 むちゅ……って、あれ、えっ、違うの? キスじゃなかったのね……(´・ω・`) って、なんですって? 「おばさんがなにを勘違いしてんだ」ですって? ナイト様、あいつらですわ! 妹さんを誘拐したのはあいつらですわ!


「どうやら悪いやつらが、黒い森の魔法使いさんのお屋敷を勝手に改造して、地下にダンジョンを作ったらしいんだ。ソフィアはそこに囚われているんだよ」


 なんてひどいことを……! わかりましたわ、ナイト様! わたしも全力を尽くして、妹のソフィアさんをお助けいたしますわ!


「ありがとう、そうだ、まだ君の名前を聞いていなかったね。ぼくはギュスターヴ。君は?」

「愛子と申しますわ、ナイト……じゃない、ギュスターヴ様♡」


 さぁ、そうと決まればさっそく地下のダンジョンへ進みましょう! ギュスターヴ様の妹さんなら、わたしにとっても大切な義妹だから、必ず助け出すわよ! そして義妹さん公認のプリンセスとなって、ギュスターヴ様とあつーい夜を……なによあんたたち、まだなにかいいたいわけ? えっ、「ツッコミどころが多すぎてもうどうしようもない」ですって? ふん、そのまま黙ってなさいよ(#^ω^)


 とにかく地下に降りていくわよ!


※アイテム欄に『プリンセスの衣装』を追加してね♡

※ギュスターヴ様(男の子キャラ)が仲間になったわ♡ 仲間欄にギュスターヴ様(男の子キャラ)を追加してね♡

※このまま116ページへ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ