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でもわたし、ブルマなんて小学生のとき以来だわ、ちなみにわたしの年代は、ブルマが廃止されるギリギリの時代だったから、中学生からはブルマじゃなくて短パンだったのよ♡ えっ、なんですって? 「もんぺはいてたんじゃないのか」ですって? あんたたち、わたしをおばあちゃんかなにかと勘違いしてないかしら……(#^ω^) ていうかなんで、まだあんたたちここにいんのよ! 着替えるんだから出ていきなさいよ(#^ω^) まったくもう……。
――三十分後――
ふーっ、ふーっ……やっとで、やっとでおしりが入ったわ……! 黒い森の魔法使いさんったら、わたしのことをずいぶんとスリムな女の子って思ってくれてたのね♡ でも正解よ、小学生くらいのピチピチのブルマだってわたしはちゃーんとはけるんだから♡ えっ、なんですって? 「値札にXLサイズって書いてあるぞ」ですって? ていうかどっからわいてきたのよ! 着替えてる途中だっていってんでしょうが(#^ω^) あんたたち、もう許さないわよ、わたしのXLヒップアタックでぶっ潰してやるんだから!
「フヒヒ、愛子君は元気だねぇ、ほら、校長先生にもかわいいヒップでお仕置きしてくれないかな♡」
はぁっ? ていうかどういうこと? いつの間にアイドルステージが、校長室に変わってんのよ! ひぃぃっ! 校長先生、めっちゃ鼻息荒いよ! 怖い怖い怖い! ちょ、近づいてこないでぇ!
「フヒヒ、残念ながらドアは開かないよ、この部屋にはわしと愛子君しかいないし、フヒヒ、たっぷり大運動会楽しもうね♡」
いやぁぁぁっ! キモイキモイキモイってばぁっ! 近寄んじゃないわよ、このハゲチャビンが!
「ハゲチャッ……! 愛子君、どうやら君には教育的指導が必要みたいだね。先生もこんなことはしたくないんだが、これも君のためだ、さぁ、おとなしく縄で縛られてもらおうか」
ちょ、なんで校長室にそんな縄やらロウソクやらムチやらあんのよ! ていうかあんた絶対校長先生じゃないでしょ! このド変態教師! やだやだ、来ないで! 誰か、誰か助けてぇっ!
「そこまでだ、このゲス野郎!」
えっ、だ、誰? あなたは、ううん、あなた様は……? ううん、誰だっていいわ、だってわたしの目の前には、王子様みたいなりりしいたたずまいの、金髪碧眼美少年のナイト様が立っていたんですもの♡ キャーッ♡ ナイト様、わたしを助けに来てくださったのね♡
「ななな、なんだねチミは! 今は授業中だよ、チミィ!」
いや、絶対授業中じゃなかったじゃないの……。ていうかしゃべりかたまでおかしくなってんじゃん。
「問答無用だ、消えろ!」
「ヒッ、ヒィィッ! おおお、お助けぇぇ!」
校長先生が窓を突き破って逃げていったわ! ていうかここ何階なのかしら? ま、いいわ、あんなド変態はどうでもいいし、それよりナイト様よ!
「あぁ、ナイト様、助けてくださってありがとう……♡」
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