エルフの国っぽい
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を超えていました。
皆様ありがとうございます。
頑張って投稿しますので、応援よろしくお願いします。
胸くそが悪い国を出て、清々している、
アルドです。
感じの悪いエルフの王国の、
「王都アメリス」を出て愛妻号で4日の場所にあるエルフの国のメインダンジョンに来ている。
ドワーフの国のメインダンジョンとルール的には同じだが、
出てくる敵が違うみたいだ。
一面の森がひろがる1階層から
魔法攻撃に手を焼いている。
俺だけが…。
「風イタチ レベル50」
「風魔法」「加速」
ゴーレムチームは、このレベル程度の魔法では、ノーダメージだが、俺のお子さますべすべお肌はそうもいかない。
だが、スキルカード集めも兼ねて、
濾過スキル
大きさ 1メートル 継続時間 10時間
濾過膜A 指定枠 1 「魔石」
濾過膜B 指定枠 2 「スキル」「MP」
パッケージ あり
発動し魔物に突撃していく。
気付いた方もいるかも知れないが、以前やった「経験値」を濾しとったカードを試した結果
「運気」のカード同様に一時的に上乗せする効果しかなかった。
レベル爆上がり!俺無双計画が白紙になり、このメインダンジョンでは、カード集めと、ゴーレムチームのご褒美おやつと化した「MP」カードを溜め込む予定でいる。
キッド君は索敵
ミレディさんとキバさんは地上班
ファルさんとシルバーさんが空中班
で魔物を追い込んだり、叩き落としたりしてくれるので虫取感覚で倒していける。
目の前の敵が攻撃をしかけたら、
「短距離転移 レベル2」で5メートルほどずれてかわして濾過ポイで倒すを繰り返す。
もう、経験の指輪が、レベル200を超えたために使えないので、地道に寝る前に 反復横飛び みたいに、「短距離転移」を何日も使い、やっとレベル2になり使いやすくなった。
1メートルずれる能力では大きな攻撃は避けれないから。
順調にサーチ&デストロイを繰り返し、10階層まできた。
ボス部屋には顔があるデカい木と雨合羽みたいはフード付きマントの小人?
が五名並んでいた。
鑑定
「エルダーボムトレント レベル75」
「爆発魔法」「炎耐性」「物理耐性」
「ガーディアンリリパット レベル60」
「マジックバリア」「弓」
ボムトレントの進化魔物だな。
絶対「爆発魔法」を濾しとる!
「マジックバリア」もついでにいただくぞ!
俺は、ゴーレムチームにサポートを頼み、「 濾しとりたいので俺が行く!」
と宣言しボスの前に進み出た。
多分名前からして、小人が守り、かしの木おじさんが爆発させるスタイルだろう。
まずは、小人から!
と思ったとたん、小人の一人が俺の足元を狙い俺の動きを制して、残りの四人はおれの前後左右に布陣する。
四人がマジックバリアを展開した瞬間、俺は嫌な予感がして短距離転移で四人の中心から退避したと同時に、
「ドゴォォォォォン!」
と、火柱がマジックバリアで囲まれたエリアから立ち上る。
ひぇぇぇぇっ。
怖ぇぇぇ。
あいつら防御じゃねぇ!
名前詐欺だ、四方に拡散する魔法の威力を一点に集中させる、攻撃サポート要員だ。
どっちにしろ、隣の晩御飯に突撃サイズの濾過ポイでは、かしの木おじさん は濾しとれないので、能力そのままで、
大きさ30メートル 継続時間 10分
で濾過ポイを張り直し、
上から叩きつける様に被せる。
危険を察知したガーディアンたちがマジックバリアを木の前で展開している。
木は焦って爆発魔法を連射してくる。
2~3発食らうが、あの頃とは違うのだよ、あの頃とは!
軽い傷を負うも、
遠くで、パッシュんと幾つか聞こえた。
勝った…。
ミレディさんが駆け寄り
「痛いの痛いの飛んでいくデス!」
と治癒魔法のライフヒールをかけてくれている。
ありがとうね。
10階層の転移陣の宝箱に鑑定をかけて、安全を確かめた後開ける。
スキルカードだった。
「マジックパンチ」
なんじゃコレ?
俺は、スキル図鑑を出して確認すると
武道家にお薦めなスキル
拳に魔力を纏うパンチを繰り出せる。
攻撃は魔法扱いになり物理耐性のある敵にダメージが与え易くなる。
また、属性魔法が使えれば、その属性のパンチも使用可能。
めちゃくちゃ当たりだ!
俺はあまり疲れていないが、転移陣の登録が終わるとキャンプの用意をして、鍛治仕事に入った。
まずは、グランユニット用に
盗賊団から濾しとった体術スキルを五枚
マジックパンチ
10階層迄に集まった
火、水、風、土の魔法カードを束でだす。
マジックバリア
爆発魔法を取り出し習得した。
グランユニットに前回付与できなかった、
「自然修復」を付与
そして、
「体術 レベル MAX」
「火魔法 レベル MAX」
「水魔法 レベル MAX」
「風魔法 レベル MAX」
「土魔法 レベル MAX」
「爆発魔法 レベル ー」
「マジックバリア」
「マジックパンチ」
を写した。
これでグランユニットの空きスキルスロットが1になってしまったが、なかなかの仕上がりである。
次にミレディさんのミスリル金の腕輪に
マジックバリアを習得し移し代える。
空きスキルスロットがあと一つ有るので、風魔法をMAXまで習得し移した。
「ミスリル金の腕輪」
「魔力吸収」「マジックバリア」
「風魔法 レベル MAX」
と云う魔法使いが欲しがりそうな装備になった。
ミレディさんは満足そうにカチャリと腕輪をはめて、
「フフフっ、ワタシは愛されてマスね。」
と鼻歌を歌いながら料理をしている。
キバさんのネームプレートにも空きスキルスロットが一つあったから、マジックバリアを移した。
シルバーさんには新にミスリル金で尻尾飾り(ほぼ腕輪)を作り、「マジックバリア」と「火魔法 レベル MAX」「水魔法 レベル MAX」を付与しておいた。
キッド君は水龍の守りが有るし…
と考えていたら、キッド君から秘密のお願いをされた。
俺は、「本当に良いのか?」と聞いたが、
キッド君はしっかりと俺を見て黙って頷いた。
了解したおれは、マジックバリアと土魔法 レベル MAXを習得してから、
鍛治釜戸に向った。
こうして、エルフの国っぽい魔法と、樹木のエリアを抜けた、ダンジョン初日が、終わった。
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次回 起動せよ! を お楽しみに。




