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運がないだけですので  作者: ヒコしろう


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新しい仲間

読んで頂いて有り難うございます。


急に1日のアクセスが3,000以上もあり

腰を抜かしそうになりました。


どうか、皆様に楽しんで頂ければ幸いです。



皆様、おはようございます。

ドルル叔父さんと工房の男衆で、

大工事をしている、アルドです。


本当は、作りたいものがあるのだが、現在工房の裏の庭に、女将さん命令で井戸を掘っています。


井戸の堀りかたは簡単、


まず、井戸が欲しい場所に簡単な櫓を組み、滑車で俺を吊り下げます。


そして、ロープの反対はしをゴーレムチームに任せて、


「ピットホール」


念話で「二メートル下げてぇ~」

と言うと、ゴーレムチームが俺を地下へと下ろす。


を繰り返し水が染みだして来たらラストのピットホールをして地上へ、


工房の石材加工が得意な数名が井戸に入りに穴の壁を補強する。


3日もせずに立派な井戸が出来上がる。


ドルル叔父さんに「記憶の水晶」で手押しポンプを説明して制作してもらう。


叔父さんはこれも鍛治ギルドに登録したいと言ったが、

残念、既に俺の名前で登録してあります。

「作って売る度に俺に小銀貨三枚程度払ってね。」

と、告げると、「それでも良いから作る」と叔父さんは言っていた。

確かにマイステアではまだ見てないな手押しポンプ


さて俺は、女将さんからの依頼の品を作成していく。

薪釜の風呂だ。


女将さんから、

「お風呂に初めて入ったらもう水浴びや体拭きだけには戻れない。」


しかし、


「一人づつでは魔石が勿体ない。」


なんとかしてくれとの依頼があった。

ミスティルの人は「着火」がつかえるから薪さえあれば火が誰でも起こせる。

ならばと、魔鉱鉄で二~三人入れる湯船をつくり錆びない様にミスリルでコーティングする。

湯船の側面の一面に、穴を二ヶ所底と中程の上下に開ける。

その穴にU字に曲がった熱に強いパイプを付ければ出来上がり。

あとは井戸にポンプを取り付け隣に湯船を設置し鍛治釜戸と同じ耐熱レンガで焚き口と煙突を作り、男衆が小屋を建てれば完成です。


なんという事でしょう。

匠の手によりただの裏庭が、立派な井戸付きのお風呂になりました。

脱衣室に換気用のスライド式の格子戸もついた快適なお風呂で…って、女将さん達早速水を湯船に入れ始めたよ。


まぁ、気に入って頂けた様子で何よりです。


やっと自分の仕事が出来る!

と思ったらドルル叔父さんがやって来て、女将さん命令で、俺の名前で鍛治ギルドに特許を出すように言われたと、しょんぼりしてやってきた。簡易の風呂は、お貴族様向きでかなりの稼ぎになる。

それを甥っ子からただで貰ったのが女将さんにバレたらしい。

工房長の就任祝いですと言ったが、甥っ子から貰う物にしては、「貰いすぎだ!」とコッテリしぼられたそうだ。

女将に「薪風呂の特許はアルドで申請して多分ドドルじいちゃんが面倒を掛けてる妹のルルドちゃんに鍛治ギルド経由で送金出来るように手続きをしてこい!」

と、なり鍛治ギルドに赴く事になる。




工房に戻り

離れの工房で鍛治仕事をはじめると仕事着姿のドルル叔父さんがやってきて、

「面白い事の匂いがするからまぜろ」

と、手伝ってくれた。

まだまだ知らないテクニックが有って勉強になる。

大変助かる助っ人の登場で予定より早く一ヶ月ちょっとで仕上がった



「オリハルコンゴーレム (SR) レベル 160 」

「隼タイプゴーレム」

「飛行」「自然修復」「魔力吸収」

空きスキルスロット 5

固有スキル「演算」「博識」「共有」「同期」


と、スーパーレアゴーレムだけ有ってミレディさんの指揮官的な能力だけではなく参謀のような知識高い系のゴーレムさんだ。

「演算」は、緻密な計算がハイスピードで行え

「博識」は、鑑定の上位互換キーワード検索が可能

「共有」は、登録した者とスキルやデータを共有可能

「同期」は、登録してあるゴーレムフレームを自身の体として使える。


この肩のりサイズのオリハルコンの隼に1ヶ月以上も費やしたのではない

隼自体は2日で完成した。

が、本人から。

「アルド様、ゴーレムフレームの作成を希望します。」

と言ってきて、俺が

「ゴーレムフレーム?」

と聞くと「共有」でイメージや、データを送ってきた。

拡張ボディー?追加パーツ?

とりあえず、ロボだった。


本来ならデカイ外付けゴーレムにインして活動しヤバくなれば体を捨てて新しい外付けゴーレムにインすればまだ戦える物騒な技能だが、俺とドルル叔父さんは、大いに興奮し一ヶ月でゴーレムフレームを完成させた。


「オリハルコンゴーレムフレーム」

「高さ3メートル 重さ1トン」

関節部や骨組にアダマンタイトを使用し

ミスリルで粘りと軽さを与え肉付けをした物を土台に、オリハルコンで厚く外装を張った最高傑作「自然修復」と空きスキルスロットを9 も持つ自由度の高い機体である。


完成したのでゴーレムチームに御披露目と名付けを行う。


隼タイプゴーレムの名前をファルコンから取って、「ファル」と命令した。


デカいゴーレムフレームは、「グランユニット」と名付ける。


そして「ファル」が「グランユニット」と合体した時は「ファルグラン」と呼ぶことに決めた。


「私の名前はファルに決まりました。皆様宜しくお願い致します。」


とゴーレムチームに挨拶をした。

ミレディさんが新しいゴーレムが隼のかたちでホッとしている


「マスターが新しいゴーレムを作ると聞いて女性型だったらと心配していたのデス。

マスターの嫁のミレディなのデス。

宜しくお願いしマス。」


と、左手の薬指のリングをファルにみせていた。


ファルが、

「アルド様の奥方でしたか!」


と言っていたから「違う」と否定しておいた。


念話で、「ヒドいデス」と言ってきたが、ファルが「念話ですねこれは便利」と早くも念話に順応していた。


キッド君やシルバーさんにキバさんも

ミレディさんの念話ルームでファルさんとワイワイしていた。


仲良くなれたみたいで何より。

やっと出発できる。







読んでいただき有り難うございます。


宜しければブックマークをお願いたします。


評価や感想、イイねを頂けたら、嬉しいです。


頑張るぞ!!って気持ちになりますので、

ヨロシクお願いします。


次回、補給しなければ を お楽しみに。



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