お仕事いっぱい
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えー急展開でしたが、マイステア近くのメインダンジョンを踏破したらしい。
アルドです。
いま、ダンジョンマスターと最下層のマスタールームに向かっています。
なぜサブマスターが80階層に居たかと言うと、
このダンジョンマスターの作戦である。
もしも、勇者や普通の冒険者がきて、サブマスターの部屋からまっすぐ下れば八十一階層へ降りる。
がそちらの道は、偽りのマスタールームへと繋がっており、コア等のダミーも設置してあるが、転移陣は本物が設置してある。
メインダンジョンの性質上最新の登録先の階層のにしか行けない。
本物のマスタールームには80階層のモノ凄く判りにくい隠し通路からしか行けない、
下手に下の階層を踏破して転移陣を登録すれば、100階層に飛ばされ隠し通路すら見つからないという陰湿な仕掛けだ。
そして、80階層では本来なら不老不死のベノンとかいうアホが、大地母神様の話をして脈があればマスタールームにご案内。
「問答無用!」と、斬りかかるヤツには呪いをかけて、
「ふははは、その呪いは92階層の泉でなければ…」みたいは事を言って、攻略者達を下層へ急がせる役目らしい。
本来なら…。
良くできた作戦も台無しである。
誰だかも言ってた。
本当に恐ろしいのは賢い敵より馬鹿な味方みたいなこと…。
アホほど長い道だか、巧妙に上と下の階層のマップに隠れて見えにくい。マップスキルは横からや立体図はない。上からの平面だけなのである。
こんな罠を仕掛けられたら、まんまとはまり、下手をしたら隠し通路が存在することも知らずに90階層付近を彷徨く事になっていただろう。
今になりダンマスのイゴールさんの恐ろしさを感じた。
やっと、マスタールームに到着した。
広い部屋の壁にはズラリとモニターがある。
イゴールさんは、この地方全てのダンジョンをこの部屋から管理している
メインダンジョンは勿論、
鉱物が手に入り安いサブダンジョンや、
食品や植物系のサブダンジョンも
この地方の初級ダンジョンすら、イゴールさんの管轄だった。
俺は、各ダンジョンの様子を眺めながら、
「大変な仕事だ。」とつぶやいていた。
そんな、大変なお仕事をバリバリこなすやり手の魔族の青年が、なぜ俺の配下になったかだが、俺に全てのメインダンジョンを配下に収め力を付けて、母上さまに名付けをして欲しいらしい。
名前の無いままでは、魔族の民がいかに祈ろうとも宛先がないために大地母神様の神力にならないらしい。
あだ名や仮の名前では無いのと同じ、確実に格上になって名前をつけて、女神として復活させて欲しいと懇願された。
俺は、そんなの神様の息子ダザール君が神様パワーを持ったまま地上に居るんでしょ?
ちょちょいとダンジョン踏破すれば?
と聞いたが、ダザール君ではどんなに力を手に入れても親に名付けは出来ない決まりだという。
ただ、ダザール君が、母の女神を復活させる方法があるらしい。
それは、ミスティルを自分の物にして、主神から実権を奪う方法、大地、海、空、人、物…。
全ての半分以上を手に入れれば実権をうばえる。
主神様の母神様なら主神様の神力が送られるとの事だった。
この故郷の両親仕送りシステムで名前がなくても復活できるのだとか。
だから、ダザール君は魔王として無茶をしているのか。
話を聞くうちに諸々納得出来てきたが、
もう当事者同士で話し合って貰わなくては収まりがつかないと確信した。
俺らは、第一回お仕事会議を始めた。
今からやることをまとめ直す。
まず、メインダンジョンの完全踏破。
ただ目的が地脈の操作から、ママ女神の名前を付けてみんなに知ってもらい好きになってもらえば、ママ女神のパワーが復活する
そこで、少し引っかかる主神は名前が無いのに神力が届かないのでは?と…。
イゴールさんがカラクリを教えてくれた。
主神は、名付け親として他の神様の手に入れる神力をピンはねしてるから名前が無くても大丈夫なのだと…。
フランチャイズ方式か!?
ママ女神の復活計画をダザール君に伝えヤンチャを止めてもらう。(可能なら勇者天野君転移前に大人しくしてもらう)
教会にも根回しして、俺はママ女神の肩を持ち、神様家族会議の開催に持って行けるように動くと報告しとこう。
ただ、主神様を倒すとか裏切るではないのでほっといての意味でね。
主神様の作戦開始まで、あと5から10年位かかって勇者の準備をするらしいが…。
時間があるような無いような。
お仕事が、たまってきたよ。トホホ
よし!
一旦戻って報告してからだな。
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