一休み一休み
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皆様のお暇潰しの役に立てれば幸いです。
40階層の転移部屋にきました。
アルドです。
転移陣の上の宝箱に鑑定をかけ
「ダンジョンの宝箱」
「罠無し」
「鍵不要」
でしょうね。
俺は、転移陣の宝箱は安全説を確信しながら開けてみる。
「鍛治の極意と魔石の利用方法」
と言う革の表紙の本だった。
裏表紙に、
「この世界の鍛治の発展を願う。マイス
」
と書いてあった。
技能神様の直筆?!
パラパラと読んでみたら、
魔石を使ったスキル封入方法とあった。
魔石に正確に封入紋を描き、
その魔石にスキルを使えば、その効果を封入出来る。
衝撃を与えれば外に出るので、
矢じりに使用すれば魔法矢にもなる。
自由度が高い技術である…。
マイス様、ゴブリン軍団前に知りたかったです…。
転移陣の登録が済み皆で休憩を取る。
ミレディはお料理にこっていて、マイステアで買ってあげた「家庭料理」の本を片手にレッツクッキングしている。
右手には俺の処女作品の魔鉱鉄の包丁が握られている。
キッドはシルバーと戦車の手入れをしている。
キバは俺の横で寝そべり、
俺は、これ迄の戦利品のスキルカードのチェックをスキル図鑑を片手に行っている。
「念話」×1
登録した者と口に出さずに会話が出来る。
登録人数と距離はスキルレベルにより変化する。
軍司のスキルだな、ミレディに良さそう。
「気配消し LV - 」×3
索敵に引っ掛からなくなる。
目視されると効果がなくなる。
「不意打ち LV - 」×3
目視や感知されていない相手にクリティカル率2倍
アサシンのだな
キッドかキバにやりたいな。
「騎獣の心 LV 1 」×10
騎手との信頼度により身体能力にプラス補正
ライダーの犬のスキルか?
よし、今はこれくらいだな。
俺は、「念話」「気配消し」「不意打ち」を一枚づつ獲得し「騎獣の心」を五枚まとめてLV MAX を獲得する。
アイテムボックスから鍛治釜戸と鍛治セットをセーフティーエリアにひろげる。
ミスリルで馬用のハミを作り、武器鑑定をする。
「ミスリルのハミ」
「空きスキルスロット 2」
よし!
俺は、アダマンタイトの金槌をハミに当て
「鍛治スキル、付与、騎獣の心 LV MAX、発動」
金槌でハミをコンと叩く。
完成したハミをシルバーにつける。
俺は、もう一度「騎獣の心」を五枚取り込む
そして、キバ用の首輪にミスリルで持ち手がを付けて、鞣し革と魔鉱鉄の鋲で、(ゴブリンライダーの犬を参考にして)首輪に鞍の部分を追加で取り付けた。
武器鑑定をすると、
「ミスリルの犬の鞍」
「空きスキルスロット 3」
付与スキルを使い、
「騎獣の心」「気配消し」「不意打ち」
を付与する
キバに取り付けてみる。
喜んでいる様子。
キバはキッドを乗せ走り回っている。
続きをしよう。
「気配消し」「不意打ち」をキッドのメイン武器のオリハルコンとミスリルの弓に付与する。
これで、キッドは遠隔から鷹の目スキルで不意打ちが出来るだスナイパーになるはず。
ついでに俺も「気配消し」「不意打ち」を覚えておく。
最後に料理が終わったミレディさんに「念話」のスキルを付与する。
ミレディさんにスキル図鑑を参考に使い方を教える。
俺を登録してもらい、
いざ。
『マスター、聞こえまマスか?』
普段から口が動く訳じゃないから成功か判断に困るな…。
『では、失敗デスか?』
いや、そうじゃないとは…!
「今、俺しゃべってないよね?」
「はい、マスターは喋ってないデス。」
成功してるじゃん
安心する俺。
よし!全員完成したぞ。
「マスター、豆と鶏肉のシチューが完成していマス。どうぞお召し上がるくだサイ。」
と、ミレディさんが手料理を振る舞ってくれる。
食べるのが俺だけなので気が引けるが、皆気を使って食卓を囲みMPカードをパリっとやっている。
皆優しいな。
今日はゆっくり休んで明日も頑張ろう。
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次回、 中層の罠 を お楽しみに。




