はっぴー噛む噛む
ケータイで書いていますが、久々に書いてる最中にケータイが機嫌が悪く保存せずに切れてしまい、書き上がる手前でデータが無くなり心が砕かれそうになりました。
季節がらかケータイが熱くなっていました。
頑張って書き直したので、楽しんでいただけたら幸いです。
マイステアの街の外にキバとお散歩に来ているアルドです。
サブマップでサーチをかけ赤い点を目指して
「とってこぉーい!」
と指示をだすと、尻尾を振りながら楽しいそうに走りだし
「麻痺噛みつき」で麻痺させた魔物を咥えて帰ってくる。
楽しい。
獲物を鑑定し面白いスキルがあれば濾過ポイでスキルカードに
スキルだけ奪いキバに止めを頼む。
キバのスキルとレベル上がるかな?
牛の魔物から「スタミナ」「加速」のスキルを奪い
キバが止めを差した時にピクッとして俺を見ている。
?なんだ?
キバはお座りしながら尻尾を振る
あっ!鑑定先生ぇ
「ミスリルゴーレム (コモン) レベル 51」
「麻痺噛みつき LV2」「自動修復 LV-」
やったーレベルもスキルレベルも上がる。
嬉しいが気になる項目が、
「HP 1,018 / 1,018 MP 186 / 650」
自動修復でHPは回復するけど、MPは、回復しないんだな。
俺は、アイテムボックスからMPカードを二枚だし、
キバに差し出し
「ほれ、食え」
と渡すと、バリバリとご褒美のジャーキーの様にかじった。
魔力が満ちたようで満足そうに尻尾を振る
いい子だとばかりに頭を撫で、
「帰るか!」
と街道へと向かう
キバと山道から街道に差し掛かったとき、馬の嘶きと悲鳴が聞こえた。
荷馬車が盗賊に襲われていた。
「キバ!」
と、言っただけで、走りだし盗賊を麻痺させるキバ、
賢いやつだ。
俺は駆け寄り、血を流し倒れている夫婦?にハイポーションを飲ます。
傷が癒えるのを確認し馬を見るが手遅れのようだ。
俺は、怒りを覚え、その怒りのまま
耐、盗賊用濾過ポイ、「身ぐるみ」からの「スキル」「MP」
で、盗賊から、身ぐるみと将来と意識と尊厳を刈り取る。
素っ裸で気絶中の盗賊にロープをかけスマキにするついでに鑑定をかけていくが、10人の盗賊の称号に「人殺し」「サルーン盗賊団」が全員についていた。
しかし、盗賊の中にはサルーンとやらはいなかった。
10人で荷馬車ごと盗むのかな?
と考えながら濾しとったスキルカードをみていけくと、
「アイテムボックス」があった
なる程ね、馬を殺しても荷馬車が奪える訳だ。
名前をメモし、アイテムボックスから出した荷車にのせていく。
行商の夫婦の馬ををアイテムボックスに入れて道を開け、馬をどうするか?とたずねると「埋葬したい」との希望なので、スコップで穴をほる。
ピットホールは埋め戻す土まで無くなるので人力で頑張る。
まぁ、穴ほりスキルの上位複合スキルがあるからへっちゃらなのだ。
馬を埋葬し、アイテムボックスから馬タイプゴーレムをだし、夫婦の荷馬車を引かせる。
行商の夫婦は、はじめこそ驚いていたが、大人しいゴーレムにすぐになれたようだ。
俺は、ゴーレムに「道なりにゆっくり街の入り口まで荷馬車を引いてくれ」と、伝えると、頷き夫婦を乗せた馬車を引いていく。
あいつの名前早く決めてあげなきゃ。
おれは荷車を引っ張り街に向かおうとしたが、
キバが馬ゴーレムに張り合って
ご主人。ひっぱるっす!
とばかりに持ち手を咥える。
俺は、ロープを使い、キバと荷車を固定する。
パトラッシュスタイルだ。
ご機嫌に荷車を引っ張るキバのあとを追いながら街に向かう
街に着いたら、街の兵士に盗賊を渡して夫婦と共に報告を行う。サルーンと盗賊団らしいが、サルーンは含まれていないのでどこかにアジトや仲間がある可能性が高いと言っておいた。
ちなみに、担当してくれた兵士さんは、俺が捕まった時に親身になってくれた人だった。
裸スマキの盗賊をみて、俺に
「死んでない?」
と恐る恐る聞いてきた。
「寝てるだけだよ。」
と俺が答えると、
「何で裸?」
と聞いてきた。忘れてた!とアイテムボックスから身ぐるみをだし
「提出しときます。」
と、渡しておいた。
そして、銀色のメタリックな犬を指差し
「これは?」
と聞く。
口下手か!!
「ドドル工房作のゴーレムで、相棒」
と答えると、「へぇ~。」と納得していた。
兵士の詰所から出ると夫婦が待っていた、馬ゴーレムを返すためだ。
あっそうだ!
と思いつき夫婦に暫く待つよう伝えて冒険者ギルドの厩舎からポチとタマを引き取ってきた。
夫婦にポチとタマを預ける
買わせてくれと夫婦は言ったが、ポチとタマは寂しそうな顔をするので、
夫婦に、新しい馬を買うまでどうぞ使ってください。
大陸中央の王国の王都近くにコーバの街がありますので、そこか、シルフィ商会のどこかの支店に預けて頂ければ大丈夫ですので。
と、俺からシルフィさんか商会の人宛の手紙をわたす。
ポチとタマに別れを告げ「じゅあな。頑張ってこい!」と首をポンポンと叩く。
ポチとタマは「ブルルッ」と言って、頭を何度も下げる夫婦をのせて旅立った。
見送る俺と、キバと馬ゴーレム。
兵士のおっさんが、
「これも?」
と、馬ゴーレムを指差すので、
「そっ。」
と言っておいた。
口下手だなやっぱり。
読んでいただき有り難うございます。
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次回 鍛治鍛治パニック を お楽しみに。




