表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
運がないだけですので  作者: ヒコしろう


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

65/175

弟子の弟子

暑いですが、皆様は、体調崩されてませんでしょうか?

暑さに負けじと書いております。

暖かい応援宜しくお願いします。



刀を打ってみなアルド君、

鍛治スキルをあげて作りたい物とは、

いったいなんなのか?



じぃじ師匠に弟子入りしました。

アドル

なのですが。


ややこしい事態になっております。


「頼む、アルド、いや師匠!

是非私に刀の製法をお教え下さい。」


いやいや、じぃじ師匠、が俺に弟子入りしたらややこしいでしょ?


あと、ドルル叔父さんは、五体投地止めよっか?


「何なの?急に…」


叔父さんが


「アルド君の刀の切れ味、美しさ、荒削りな作品だったが、素晴らしい逸品だった。

できれば、自分の技術の全てをかけてあの刀と云う芸術品を打ってみたい。頼みます。」


じぃじも、


「ワシも頼むこの通りだぁ」


だから、二人して五体投地すなや



「別にいいですよ。」


と答えるが、


「そこをなんとか!」


いやいや、聞こうか人の話は…。


?考えている二人


「えー、いま、なんと?」


再度聞いてくる。


「だから、別にいいですけど、ミスリルの加工方法を早く教えて欲しいんですけど。作りたい物があるから」


じぃじ師匠が、

「アドルは、ナニを作りたいんじゃ?」


ときくので、

「ゴーレムだよ。

この国のメインダンジョンの宝箱からゴーレムハートって云うゴーレムを作るアイテムを手に入れたから」


うーん。悩むじぃじ師匠

すると、叔父さんが、


「アルド君、ミスリル加工の指導とゴーレム作成のお手伝いをまず私が受けおうので、親父に刀の作成方法を授けて欲しい。


親父が刀が打てる様になったら、俺は、アルド君か親父から教わる。これで、時間短縮にならないかな。」


俺は、了承し前世のテレビで培った「刀」の製法等の知識を記録スキルを使い二人に、

ナイショだよと前置きしたうえで、俺の身の上も合わせてすべて伝えた。


この世界の技術や素材の知識はなくあくまでも他の世界の知識だから、上手くミスティルの技術と混ぜ合わせて欲しいとつけくわえた。


翌日から、俺と叔父さんはミスリル加工の練習から開始し


じぃじ師匠は自分の工房に籠って刀の制作を始める。




朝がきて離れの工房に叔父さんがやってきた。


「では、アルド君ミスリルの加工をしてみよう

と、言っても手順は、簡単なんだ。」


と言い叔父さんはバケツに入ったミスリルを渡してきた。

バケツの水に浸されたミスリルは粘土のようだった。


「アルド君は魔竹ってしってるかな?」

と、聞いてくる叔父さん


俺は、ただ頷き答えた。


「あの魔竹みたいな性質がミスリルにも有る。

魔竹は魔力を流すと固くなるが、ミスリルは魔力を完全に抜くと粘土の様な性質になるんだ。」


えっ、魔力抜くだけならアイテムボックスの中のミスリルゴーレムって、パッケージ外したら、ぐにゃぐにゃになってるんだな。


「このバケツには魔力を対象から抜く液体とミスリルが入っ入っている。

このミスリルを予定の形に成形して魔力を流すだけだ。」


あら、簡単だし俺向き


叔父さんにミスリルの加工は理解したから、

ゴーレムの制作を手伝って欲しいと告げる。


簡単な図面を見せて叔父さんの意見をきく。


叔父さんの意見としてはゴーレムハートを一度試して欲しいだとた。


それもそうなので、二人でミスリルを捏ねて、

小型犬サイズの馬のゴーレムボディーを作り

魔力を流し硬くした。

パーツごとバラバラな状態から仮組して馬の形にし、


ゴーレムハートに魔力を込めて起動させてみた。


「ボディーを指定してください」


ゴーレムハートから電子音の様な声が流れる。


ミスリルの馬を指定すると、ゴーレムハートから糸状の金属が伸び神経の様にミスリルの馬に潜っていく。

ゴーレムハートごと馬のボディーに溶け込んだとたん、

ミスリルの馬に命が宿った。


おれが、

「少し走ってみて」と言うと、ミスリルの子馬はパカラッパカラッとはしりまわった。


成功だ。


結果をみて叔父さんは大興奮

もっとゴーレムハートがないか?と聞いてくる。


俺は、すべてのゴーレムハートを出して、叔父さんと趣味の世界に入って行くのであった。


一旦小型の馬からゴーレムハートを回収して、


叔父さんとパーツを作り続けること二週間、

今、俺の目の前には四体のゴーレムが居る。


ミスリルゴーレム

タイプレディ 女性型のゴーレム

ゴーレムハート (レア)

スキルスロット 8



魔鉱鉄のゴーレム(ミスリルコート)

タイプホース 馬型のゴーレム

ゴーレムハート (コモン)

スキルスロット 4


魔鉱鉄のゴーレム(ミスリルコート)

タイプボーイ 少年型のゴーレム

ゴーレムハート (コモン)

スキルスロット 4



ミスリルゴーレム(オリハルコンの牙)

タイプシェパード 犬型のゴーレム

ゴーレムハート (コモン)

スキルスロット 6



の四体だ

リーダーにあたるタイプレディの指揮下で連携可能

タイプレディは会話にて意思の疎通が可能

他の三体は意思の疎通は可能だか言語による意思の疎通は不可能、タイプレディを介せば会話も可能。


タイプシェパードの牙は叔父さんのこだわりの逸品である。


この四体のゴーレムが完成し旅のお供になった。


完成を喜ぶ俺と叔父さんのもとに


「師匠完成しました」


と、じぃじ師匠が、走ってきた。

ややこしいから止めてほしい。

師匠よびをスルーして


完成した刀を鑑定する。


「大業物の刀」

「攻撃力 550 スキルスロット6」

「名工 ドドルの作」


すごいのが出来たね師匠。






読んでいただき有り難うございます。


少しでも、「面白い。」と思って頂けた方や、

「仕方がないから応援してやろう。」と思われた方

宜しければブックマークをお願いたします。


評価や感想、

イイねを頂けたら、

すっごくすっごく、嬉しいです。


頑張るぞ!!って気持ちになりますので、

ヨロシクお願いします。


次回、スキル付与 を お楽しみに。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ