じいちゃんにおまかせ
皆様読んで頂きありがとうございます。
PVを見る度にビックリしながら喜んでおります。
誤字脱字だらけなのを直しながら書いておりますが、
読み返す度みつけては凹むを繰り返しております。
へたくそ なりに頑張りますので、応援宜しくお願いします。
皆様こんにちは、ドワーフの国迄戻りました。
アルドです。
ドワーフの国のメインダンジョンから、お爺ちゃんの工房のある町
「マイステアの街っす」
と、タンパさんにシルフィ号に揺られ帰る道中で、色々教えて貰った。
鍛治屋が沢山あり煙が立ち込める職人街と、そんな職人の作品を扱う商人街そして、各種ギルドや議会の建物が集まる中街で、構成されている マイステア の街は、五年に一度選挙で街の代表を決めている。
なんとも進んだ体制の都市だ。
ドワーフは、街を作ること事態珍しく、
気に入った土地で、気に入ったヤツと住み、気に入った仕事をする。
みたいなタイプが多い。
どこの国にもドワーフ族の親方が仕切る工房が有るのはその為らしい。
ダンジョンからタンパさんと、一緒に数日過ごして
途中の夜営時に、鉱石と宝石の仕分けを手伝って貰った。
内訳は
鉄 2トンほど
(一般的な物)
魔鉱 1トンちょっと
(魔力の通りが良い黒い鉱物)
ミスリル 50キロ ※ミスリルゴーレムを省く
(魔力の通りが、もの凄く良い軽くて丈夫な鉱物)
アダマンタイト 10キロ
(凄く固いが、かなり重い赤い鉱物)
オリハルコン 3キロ
(固くて、軽くて、粘りがあり優秀だが、加工が大変)
金 2キロ
銀 13キロ
銅 24キロ
に
魔水晶、ガーネット、ルビー、オパール、エメラルド、サファイアが少量
であった。
タンパさんに魔鉱について訪ねると、魔鉱や魔力が通りやすい武器には特性を付与出来るらしい。
鍛治レベルにもよるが、「切れ味上昇」や「頑丈」
中にはスキルカードを使って付与すると、属性攻撃等も付与できると言っていた。
嘘、俺の鑑定さんそんな情報はなかったよ?
そこまで分かるのは、職業スキルが有る、鍛治士や商人ぐらいらしい
タンパさんが教えてくれた。
鍛治士には、武具鑑定って云う武具のみの鑑定スキルが、
商人には、鑑定スキルに扱う商品が解る商品鑑定スキルが、
それぞれあり、
どんな付与が付いているか?
何個付与が付けれそうか?
が、鑑定できるとのことだった。
俺は、その手で、アイテムボックスから鍛冶スキルを出して使用した。
「いらない!」って言ってごめんね。
あとは、鍛治レベル3で武具鑑定が生え
鍛治レベル4で初級付与スキルが、
鍛治レベルMAXで上級付与スキルが貰えると
タンパさんが語っていた。
タンパさんは、現在鍛治レベル4で、「あと一息でMAXっす。
」
と、自慢げに話してくれた。
そんなこんながあり、お爺ちゃんのドドル工房に着きました。
「ただいま戻りました。お爺ちゃん!」
と声を掛けると、また破壊音と共に髭モジャのお爺ちゃんが表れ
「無事じゃったか?心配したぞ!」
と俺を上下にブンブン振る
いや、酔うから、酔うから!
そして、タンパさんをみて、
「おう、帰ったか?仕事しろ」
とだけ言った。
可哀想なタンパさん
「お爺ちゃん、ダンジョンでタンパさんに会って、一緒に採掘してきたよ。」
と、タンパさんの頑張りんサラッと報告するが、
「お前だけ、アルドと仲良くしおって。仕事しろ」
と逆効果だった。
俺は、じいちゃんに仕分けしたミスリルとアダマンタイトそれにオリハルコンを渡して、これで軽くて丈夫な防具を作って欲しいとおねだりをした。
「じいちゃんにまかせとけぃ!」
とノリノリで、了解してくれた。
俺は、鍛治レベル上げもしたかったので、
「お爺ちゃん、ダンジョンで鍛治士のスキル貰ったの」
と告げると
「でかした!」
とまた俺を上下させる
吐くぞいいかげん!
「じゃあ、じいちゃんが一から教えてやるからな。」
ニコニコのお爺ちゃん
「お願いします。じぃじ師匠。」
と呼ぶと髭モジャの顔の周りにお花が咲き乱れ
「うぉい!ドルル、お前は今日から工房長になれ!」
なにごとか?と、ドルル叔父さんがでてくる。
「装備が出来るまでは頑張るんだろ?約束したじゃないか。」
こめかみを押さえてため息を漏らす叔父さんに
お爺ちゃんは、
「バカ野郎!じぃじ師匠はアルド専用になるんじゃ!
あとは、お前が頑張れ」
はぁ?となる叔父さんに、
「ダンジョンで鍛治士のスキルを貰ったから…」
と叔父さんに言ったら、暫くポカンとしたあと、
ジワッと涙を浮かべ。
「よがっだなぁ~、ほんどぉぉぉにぃ!」
と俺の頭をワシャワシャする。
「親父!最高の鍛治士にしてやんなよ、あとは任しとけ!」
といって、わっはっはと嬉しそうに工房に戻って行った。
あとで、タンパさんが
「ルルドのあねさんに鍛治士スキルがなくて、家業の手伝いも出来ない役立たずだから…。
と、そんな事ないのに…あねさんは出て行ったっす。
親っさんも、若もずっとその事を気にしていたっす。
色々あったけどあねさんの息子さんに鍛治を教えることは、親っさんの夢だったろうし、若は、家族がやっと揃った気分じゃないでしょうかね?」
と、鼻を啜りながら話してくれた。
じぃじ師匠が、「アルド、部屋の用意が出来てるから、今日は風呂に入って休め。」
といってくれた。
修行は明日からとなった。
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