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運がないだけですので  作者: ヒコしろう


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もう、やっちゃう?

我ながら物語が進まないなぁと感じています。

もうすぐなんとか成りそうですが、、、

気長にお付き合い下さいませ。




再会に涙する事、

有りますよね。


皆様こんにちは、アルドです。



現在、絶賛再会に涙しています。


相手のみが…。


「ぜんぜぇぇぇぇ、おなづがしゅぅぅぅぅ!」


俺の足にすがり付くコートニー君は、果ての村 の4歳年上のお兄ちゃんだった。

はずだ…。


「先生ぇぇぇ、僕頑張りましたよぉぉぉぉぉ。」


俺は、コートニー君の頭を撫でながら、


「そろそろ、ね。

コートニー君、ほら、周りがドン引きしてるから。」


ハッとし泣き止み

凛々しい顔するコートニー君


ハーフエルフだから美形なのよ。

俺と大違い

俺もハーフエルフなのだが、エルフ要素は耳ぐらい


『アルドは かぁさんにだ。』


って韓国語っぽいなぁー

とか現実逃避してたら会場が整う。


コートニー君は皆の前で、


「私と、ここにいるアルド先生は、同じ辺境の村の出身でありますが、四歳も歳が下なのにも関わらず、算術の極意を授けてくれた学神様の使わした使徒のような方です。」


いやいや、コートニー君

商神様の慰謝料で転生した、

現在主神様の使徒なのよね。


ややこしいでしょ。


「ですが、皆様。

だからこそ!

私は、全力でこの算術勝負に挑みます。

手は抜かずに、先生に成長した姿を見ていただきたいと考えております。」


と、宣言


油田顔は「聞いてない!」と

言いたげなアホ面をしている。




んで、今に至る

ん?算術勝負?


やりましたよ、一桁の掛け算と、二桁割る一桁の割り算。

と、云うか


九九…


負ける訳がない。


で、大臣は約束通りに田舎に引っ越し


若い副大臣が繰り上げ大臣に



あのあと一週間自由行動となり、

今、改めて、謁見と云うか


お茶会に参加している。


王様と、王様パパに


俺が転生者で在ることや、


主神様の罠で使徒をやっていること、


屑ポーションからフルポーションが作れて薬用溶媒液が副産物で出来ることなど、


洗いざらい報告して、仲間なってもらった。


それと、あの算術勝負の茶番劇は

前の文部大臣が裏で色々やってて厄介だったから、

一旦隠居をしてもらう為の企てらしい。


油田顔も勉強熱心でがんばり屋だが、権力を握ってからおかしくなったらしい。


爵位を落とされて、どこかの田舎から再スタートさせられるんだって、


怖いね権力に呑まれるって…


新しくなった文部大臣さんは、スキル研究が専門の学者さん

濾過のスキルのを見せたら、

とある昔話をしてくれた。

何百年も前に今は滅んだ国の昔話だった。


昔々、濾過スキルの保持者が居たんだって、お茶をいれるのが上手で、その腕前だけで、城の下働きから男爵に迄のぼり詰めた。

しかし爵位を持つ者は、いざとなれば戦争へ行かねばならない。

彼は、戦場にたどり着く前の道端で、落馬して死亡した。


と、いう「運良く平民が出世しても貴族程ではない。」

みたいな笑い話としてである。


俺の濾過スキルの前任者も運がないようだな。


試しに美味しいお茶を濾過スキルでだしたら。


王様が


「美味しい!」


と絶賛!


「男爵いる?」


と、聞くから


「馬に乗れないから止めときます。」


と、断っておいた。




和やかなムードのお茶会も終わり

真面目な話がすすんだ


どうやら暇をもて余した王様パパが全面的に協力してくれて、

王都から数日の城塞を丸ごと使い


俺の思う物を作るための工房があるまちを整備し、


シルフィ商会協力のもと、


揺れない馬車をはじめ他国に無い商品を生み出し販売を行う商会や


ポーション濃縮も、表向きは、クズポーションを回収して、薬用溶媒液に再生するリサイクル工場として機能させる。


そして、新・文部大臣の選抜した人員に九九と筆算をおしえて、学術のレベルを底あげをし、科学者や、技術者の質と数を確保する。


そんな!一大技術都市として発展をめざす街を王様パパが隠居先に決定、


そして自動的に俺の修行場所もそこに決定した。



異世界に技術革命をおこしちゃう?


コートニー君がノリノリだけど、


きみは、

カイル陛下の家庭教師でしょ?



読んでいただき有り難うございます。


少しでも、「面白い。」と思って頂けた方や、

「仕方がないから応援してやろう。」と思われた方

宜しければブックマークをお願いたします。


評価や感想、

イイねを頂けたら、

すっごくすっごく、嬉しいです。


頑張るぞ!!って気持ちになりますので、

ヨロシクお願いします。


次回、 拠点の街 を お楽しみに。



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