帰るまでが冒険です
やっと主人公くそ弱わ問題が何とか出来そうです
いいね をくれた方々有難うございます。
皆様、楽しんでいって下さい。
目覚めると、知らない天井…
すらない穴の底でした。
なんか体のあちこちが痛い
「あのまま寝たのか…」
三メートル以上の深さに掘った罠が、土嚢ドロップで、熊を埋めてやっつけたから今は数十センチほどしかない。
森の真ん中にで寝ていたのに魔物に襲われなかったのは、
この森の絶対強者が、俺の下に埋まってたから、
臭いにびびったのだろう。
俺はゆっくり立ち上がり、大事な武器を回収していく
最後に今回のMVP、まだ見たことのない〈おじいちゃん作の鉈〉を熊から引っこ抜こうとするが、左手がまだろくに動かない。
何とか引っこ抜きアイテムボックスにしまう。
そして、熊に手をあてアイテムボックスへしまう。
「入った。から死んでる…よね…」
いくら便利な アイテムボックスさん も生き物は入らない
熊いなくなった土嚢のやまがへっ込む
「早く埋めて帰ろう」
と、スコップを出したときに気がつく、
あっ、タックルボアのキバがあるな。
掘って持って帰ろう。
ザックザックと掘りたいが、片手では大変である。
何とか掘り起こしたがキバだけ取る道具も知識も気力すらないから、
「アイテムボックス。」
全部持って帰る事にした。
その後アイテムボックスから、土を出しては埋めるをくりかえす。
「イテテっ」
左肩に痛みが走る。
多分折れてるな…これ
アイテムボックスの中からシャツをだして、左肩を固定して最後まで埋めきる。
もう、暫くは穴は掘りたくない。
くくり罠も回収して、
キャンプ地を片付けたのち一旦町に戻る。
また三時間以上の道のりをトボトボと…
町に付き、門で名前を書き中にはいる。
ほっとする反面、肩が治るか心配になってくる。
ただ、町まで!と思っているときは大丈夫だったのに
安心したとたん不安になる
人間とは不思議なものである。
冒険者ギルドに入るとボロボロの俺をみて、
タイラーさんが飛んできた。
「アルド君どうしたんですか?」
と、真っ青な顔で聞いてくる。
「雨の森で、レッドベアーに合いまして…」
言うやいなや、タイラーさんが、
「ギルマスに連絡を!
初級冒険者の森への立ち入りを禁止して!
だれか、腕のいい治癒師を呼んできてくれ!
アルド君あっちの部屋で治癒師を待つあいだに、詳しい話をしてくれるかな?」
やっぱりタイラーさんは、仕事が出来るなぁ。
と、感心しながらギルドの個室に通された。
ギルマスが、部屋に入ってきて、
俺をみて青ざめる。
禿げた頭も青くなるんだな、
と驚かされた。
ギルマスが状況を聞いてくる
「怪我が痛いだろうが、レッドベアーの件を聞かせてくれるか?」
「はい、雨の森の入口から南に進んだ泉のそばを中心に採集をしていまして
あっ、キノコ悪くなる前に買い取りお願いします。」
ギルマスが呆れながら
「すまねぇタイラー、買い取り窓口のやつを後でつれてきてくれ」
記録を取りながらタイラーさんが、
「了解しました。
アルド君続きをたのみます。」
と、言うので全てを話す。
「はい、くくり罠と落とし穴をタックルボアの通り道に仕掛けたのですが、掛かったタックルボアを食べに入ったみたいで、
穴の底で、お食事中でした。」
ギルマスが、ウンウンと頷き、
「それで逃げてきたんだな森から…
タイラー上級冒険者にむけて、討伐依頼だ
中級には森の調査と、初級者は解決するまで森への出入り禁止だ。」
記録を取っていたタイラーさんが、
「討伐依頼を王国全域に…」
「あの。」
咄嗟にこえをあげた俺に、ギルマスが?
「どうした?」
と聞くので、
「調査依頼は良いですが討伐依頼は待って下さい」
ハテナ?なギルマス
「なぜでしょう?」
と、タイラーさんも聞いてくるので、
「倒しちゃいましたよ。」
えっ!と驚く禿げとタイラーさん
「誰がでしょう?」
タイラーさんが聞くので、
「私ですが?」
と、答える俺、
暫しの沈黙…の後に、
「えーぇぇぇぇぇぇぇっ!?」
と驚く二人、
うるさいです。
傷に響きますから…
読んでいただき有り難うございます。
少しでも、「面白い。」と思って頂けた方や、
「仕方がないから応援してやろう。」と思われた方
宜しければブックマークをお願いたします。
評価や感想、
イイねを頂けたら、
すっごくすっごく、嬉しいです。
頑張るぞ!!って気持ちになりますので、
ヨロシクお願いします。
次回、お休みは何しよう? をお楽しみに。




