第94話 創作にハマる
(まずい!)
上から振る大粒の雨。
これは全てボルシィが発動した淙属性魔法だ。
当たれば普通の雨どころじゃないだろう。
俺は急いで『空間転移』を発動し雨の層の上に転移しする。
下を見ればだいぶ再生したフラムと余裕の表情のボルシィがこちらを見ている。
そして自らの下を見てみれば雨がマグマを冷やし黒い石となっていく。
水は蒸発することが無くマグマを冷やし続けている。
初めからこれが目的だったのか。
やがてマグマも水も無くなる頃に俺は地面に着地した。
「だいぶ動けるようですね」
「あぁ……」
「じゃフラムさん、二人で行きますよ?」
「はいよ……少々納得がいかないが……」
(二人?)
その瞬間2人は左右に地面を蹴り土埃を立てながら左右に別れた。
俺の右にいるのはフラム、左にいるのがボルシィだ。
2人とも魔法の演算を行っている。
この2人の輪の真ん中で俺が防御結界を自分に展開した。
ボルシィが俺の結界に対してどれだけ抵抗出来るか未知数なので行動不能結界などは展開しない。
余計な手間をとるだけだ。
さぁどう動く?
予測しろ……多方向からの同時攻撃か?
それとも少しだけタイミングをずらして惑わせるか?
それとも近距離攻撃と思わせて遠距離魔法か?
それかそれら全て以外と言う可能性。
なるほど、どうやら全部ハズレだったようだ。
フラムが俺に物理攻撃、ボルシィが俺に遠距離魔法の組み合わせだった。
フラムが俺に殴り掛かる少し前にボルシィの淙属性魔法が飛んでくる。
収束された淙属性魔法は凄まじい速度で飛んでくる。
さてどうしようか。
淙魔法を防げばフラムの『貫通』攻撃をもろにくらうことになる。
それにこの淙魔法を無視してフラムを防いでも淙属性魔法には耐性を持っていない為どれだけ魔力で強化していても大きなダメージを負う事になる。
『空間転移』、『分身』はすぐに察知され避けられてもすぐに第二波がくる。
それなら今ここで魔法とフラムを無効化して同時に発動させる相手にダメージを与える。
魔法と俺の距離はおよそ5メートル。
フラムとはおよそ6メートル。
さてどうする?
ディルガスキル
○常用スキル
ㅇ『管轄者』の下
・『物理耐性』・『環境効果無効』
・『身体能力強化』・『炎属性耐性』
・『思考加速』・『意識拡張』
・『生存能力強化』・『座標認識』
・『暗視』・『光属性耐性』
・『再生』・『状態異常耐性』
・『轟音耐性』・『無限意識』
・『精神攻撃体制』
○スキル
・『魂保存』・『時間の管理者』
・『切断者』・『万斛虐殺』
・『消化』・『分身』
・『蒼炎』・『回復』
・『結界創作』・『念話』
・『空間転移』・『白轟雷』
・『精神看破』・『炎爆燦爛球』
・『地平落雷』
〇属性適性
・『地属性適性』・『炎属性適性』
・『雷属性適性』
このスキル一覧にあるスキルでどれを選べばこの状況を打破し相手にダメージを与えることが出来るだろうか
個々の魔法で1つを無効化するんじゃない。
1発で魔法を無効化して2人を地に這いつくばらせる魔法を探しているのだ。
……やっぱり創作するか、固有魔法を。
やはり広範囲、高火力の魔法を作ろう。
やはり効果の期待できる物理魔法にした方がいいだろう。
なら『切断者』を主体としよう。
連続で生み出した『切断者』の斬撃を『空間転移』で上から降らす。
斬撃の雨を降らす俺の固有魔法。
「『斬撃之雨』!!!」
(開け天の門!)
空中に出来た魔法陣は空を切り裂き俺の繰り出す斬撃を下に撃っている。
雨か、はたまた隕石か。
天から降り注ぐ数多もの斬撃がボルシィの魔法陣どころかボルシィ本体、そしてフラム本体にまで斬り掛かる。
2人は何とか避けられているようだが地面は既にボロボロとなり土埃を上げまくっている。
交差する斬撃はやがてフラムの腕やボルシィの足を切断し地面へと落ちていった。
(また強力なスキルを作ってしまった……2人にはこのまま死んでもらおう)
最近はディルガが固有魔法を作りまくっていますね。
だいぶスキル数が多くなってきましたね。
ディルガのなろう主人公化。
いや元々か。
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ディルガスキル
○常用スキル
ㅇ『管轄者』の下
・『物理耐性』・『環境効果無効』
・『身体能力強化』・『炎属性耐性』
・『思考加速』・『意識拡張』
・『生存能力強化』・『座標認識』
・『暗視』・『光属性耐性』
・『再生』・『状態異常耐性』
・『轟音耐性』・『無限意識』
・『精神攻撃体制』
○スキル
・『魂保存』・『時間の管理者』
・『切断者』・『万斛虐殺』
・『消化』・『分身』
・『蒼炎』・『回復』
・『結界創作』・『念話』
・『空間転移』・『白轟雷』
・『精神看破』・『炎爆燦爛球』
・『地平落雷』・『斬撃之雨』
〇属性適性
・『地属性適性』・『炎属性適性』
・『雷属性適性』




